午後から診察、設備を見学させてもらって、治療の説明をみっちり、聞いてるだけで具合が悪くなるから、今日も逃げ帰る。
「やりたいことは、まだいっぱいあるでしょう」とは医者の殺し文句だけど、そう言われても別に思い当たらないからなあ。

今だけよければいいんだもん。

それすらままならない自分の体力のなさは恨めしいけれど、あたしにストレスを与えるこの世のすべてを憎悪するばかりで、今は自分の未来を見る気力などない。
どれほどの真摯もエゴの盾には敵わない。

もうやめた。
中断、もしくは放棄。

仕事とか、人間関係とか、自分の状況とか、この頃は色んなことを投げ出していると思う。
どうせあたしの思考や心情など意味を持たないのだろうから、受け止めてもらえるあてのない失望や軽蔑を抱え込んで、自分を傷つけるだけ無駄なのだ。
望ましい結末ではないけれど、世の中には実際、まったく折り合えない理解不能の世界に住む人も存在しているんだから、運が悪かったと思うほかない。

言葉が通じない、気持ちが届かないところに居続けた先に、得るものがあるだろうか。
大人になれば忍耐強くなるというけれど、大人になるほど、忍耐が諦めにすり変わる。
若いうちは未来を見ていられる分、もうちょっと根気があったと思うんだけどな。

向き合う人の持つ解釈を自分の言動にすり合わせて調整することをしないのは関係性の放棄でしょ。調整できるのは言動だけで、言動の受け止め方を変えることはできないのだから、責任はすべて言動にあるのだし。
千歩ひいたところで受け止め方に問題がありました、すみませんと折り合ってみせるのは、こちらの白旗。それを真に受けて「それなら仕方ありません」という傲慢を返されると、白旗十本くらい立てたくなる。

傷ついてる暇があったら、「世の中にはそういう人もいるんですね、勉強になりました」と倒れる前に逃げ出した方がいい。このままではストレスで殺される。
憎んだり嫌ったりするほどの執着があればまた別なのだろうけれど、その価値すら見出せないほどに摩耗してしまったのは、単純に自分が見誤っていたからだ。

仕事を切ったのは久しぶりだなあ。
淋しいとか悲しいとかの心持ちにもならない。
結局は、はなから掴んでなどいなかったのだから。
ただ、そのために費やした時間が惜しいし、自分の誤りが虚しい。

優しい友人は「あなたのせいじゃあないよ、自分ばかり責めないで」と言ってくれるけれど、通じない言葉を吐くより自分に向けた方がよほど責め甲斐があるんだからしょうがない。

もうね、どうでもいいんです、そんなことは。
幸せじゃないってことに、もっと敏感でないとダメですね。
自分の限界まで耐えて受け入れる意味などないのにね。
無駄と承知でそれを選ぶのは、ただの自己満足なんだろうから。

1. 2008/06/02(月) 18:32:18|
2. 雑感
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あなたの知らない場所から
あなたの言葉を眺め

自分の正体も明かさず、友達でもないのに
あなたに言葉を投げかけるのは
とてもずるい事とは思いますが、

今、私はあなたの事がとても気になっています。

1. 2008/06/03(火) 09:32:17 |
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3. kan #-
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心から、ありがとう。
姿の見えないあなただけど、言葉はちゃんと届いています。
名も知らぬ人に、こんなふうに気にかけてもらえるなんて、とても幸せなことですね。
現実で生々しく向けられるよりずっと心地いい場合が、多々あります。
実は、薄皮一枚の距離が一番好きなのかも。

1. 2008/06/03(火) 13:05:30 |
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3. まえかわ #-
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ありがとうと言ってくれて
ありがとう。

とても嬉しい。

1. 2008/06/03(火) 13:43:57 |
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3. kan #-
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何かがあってもなくても感情はあります、いつも。
でも、感情は考えから生じる一時的なものもある。自分がどう捉えたかで感情はいかようにも変わる。
どの感情にも責任を持つのは自分自身ですが、感性とは違って、感情は極端な話、あまり意味がないこともあると思います。というか、それに左右される辛さを何よりも自身が格闘しています。
きっと会話とか対話は、お互いのセンスなのかな、と思う事があります。
自分の言わんとすることが通じてないようでも相手が悪いとは言い難いし、その逆も。
自傷的、というか、それが前川さんの感性なのでしょうか。
時には“休む”ことも大切と実感します。
前川さんに何かを話したいのに上手く言えないのは、つまりは私のセンスがないのですね・・・(T_T)
長くなってすみません。

1. 2008/06/05(木) 10:05:37 |
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3. ｎｓａｎ #-
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感情や感覚は内側に生じるどうしようもないもの、会話や対話は、それぞれの感情や感覚とは別の部分の働きによって楽しむもの、と思っています。
もちろんセンスに左右されるのでしょうが、この頃何より重要だと思うのは、マナーかなあ。
お互いに違う感性がある以上、きちんとしたマナーや、出来る限りの誠意がなければ、触れ合うこともできないから。
こうやってブログを続けていると、文字による会話、対話、触れ合いだって、マナーと誠意があれば成立するんだなあと実感します。
人に疲れても、完璧に閉ざして引きこもらずにいられるのは、ディスプレイの小さな窓が常に世界に開いているからですね。
nsanがその向こう側にいてくれてよかった　：）

1. 2008/06/12(木) 13:58:34 |
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3. まえかわ #-
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