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仕事部屋

善処せよ。

ボーイフレンドがメールに返事を寄越さない。
むろん、仕事が忙しくて手が離せないからだろう。

時折、事情として早めに返事が欲しい案件があるのだけれど、どうしてか、そういう案件に限って返事がなかなかこなかったりする。どうでもいいことへのどうでもいい返事であれば、「ちぇっ」と拗ねるくらいで済むけど、彼の返事を充てにしている場合は、こちらが立ち往生してしまう。

仕事が忙しいのは充分にわかってる。だがしかし、仕事が忙しいことと、連絡をしないことは、まったく別のことなんじゃないか?
「忙しくて連絡ができない」事情は承知だし、彼も「忙しくってごめん」などと言う。だがやはり、「忙しい」ことと「連絡ができない」ことは別のことだと思う。

「ごめん」の枕詞は「忙しくて」ではなく「連絡ができなくて」が正しい。そう言わないのは、「忙しい」ということで「連絡ができない」ことを正当化しているからだ。正当な理由だと思っているから、それを言う。
忙しいのは彼のせいではないけれど、連絡をしてこないのは彼のせいだ。そういう正当化をするのは、自分の落ち度を認めない姿勢に他ならない。
どこから湧くのか、その傲慢。

そういう男はたまにいる。それだけで長編小説が一冊書けるくらいに、よく存じてる。
「今まだ忙しいから落ち着いたら連絡する」と返信してくれるだけ、まったくマシではあるのだが、それだけの文字数をメールで打ち込む時間があったら「大丈夫です」とか「無理です」とかの返事くらいできそうなものじゃあないか。

彼にとっては、あたしをがっかりさせないような返事をするということが優先されているのかもしれない。だけど、それって、あたしがなんのためにその返事を待っているのかというところにまったく理解が及んでいないわけで。つまり、こちらの状況を慮ることのない対応なわけで。

そりゃ、返事してよーうわーんバカバカーみたいな部分も少なからずあるにはあるのだけれど、そんなことはそれこそお互いが暇になった時にじっくりやり合えばよく、ひとまずは相手からのメッセージが何を求めるものなのかを読み取って頂かなければ困る。彼は、それが読み取れないほどバカじゃないはずだから、つまるところ、こっちのメールをまともに読んでないってことなんだろう。

恋人からのメールも落ち着いて読めないほどに忙しいとなると、そりゃもうあなたのキャパシティーを超えた仕事量なんじゃないの?健康はともかく、仕事のクオリティーは大丈夫?などと嫌味な心配すら、もうする気にはならない。

こうして書いているうちに、一度ならともかく、返事を必要としているのに返事がなされないまま「ないがしろにされている」案件が他に二つあると思い出したせいだ。
その二件にしても、恐らく忘れられているだけで意図的な放置ではないし、もしかしたら忘れているわけではない意図的な放置なのかもしれない。

理由はどうあれ、あたしの送った案件は、ないがしろにされている。それが彼にとってどれほど正当な理由だとしても、ないがしろにされているという事実は変わらない。

以上のような理由で、あたしは彼からの電話に出るのを止めている。冷静かつ本格的に腹を立てているのです。しかも、まだまだ本当の怒りに達していないところが、自分でも恐ろしい。そして、腹を立てているあたしは、自分でもちょっと面白かったりもする。
だからって、ちょっとやそっとの謝罪では折れませんぜ、兄さん。
  1. 2007/04/27(金) 23:49:16|
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