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仕事部屋

女性像の研究のため、数十年ぶりにananなどを買って読んでみた。内容はほぼ十年前と同じなのだが、それを語るキャラクターが時代相応の人なので、ふむふむと思う。果たしてこの先、塩野七生と植草甚一が語り尽くしたことから進歩するときがあるのかしらん。

桃井章氏が還暦のついでに結婚するんだそうだ。人非人ぶりを証明するかのような若いお嫁さん、よくぞ親御さんが承知なすったもんだと思ってしまうあたしは、もう「そっちの人」じゃないのだなあ。

「浮気心」をテーマにしたエッセイの依頼に、ありすぎるネタから何を書けばよいのか、もしくは何を書かないようにすればいいのか、について悶々。まずは反省と後悔の違いから解説しなければならないのだが、○人○論の読者がそんな屁理屈に頷いてくれるだろうか。正直、恐ろしい。

親方と娘が引越を決めた。徒歩五分の距離での別居は至極快適だったが、今度は電車で四十分はかかる距離。いよいよもって本格的な別居状態、淋しいなあと思うときにふらっと訊ねてきてくれることもなくなるし、お腹を空かせてふらふらと自宅に向かうこともなくなるし、ちょっと洗濯しにきてと娘を呼びつけるのもままならぬ。お互いの自立訓練期間とはいえ大変に不安、といってようやく落ち着き始めた一人暮らしを解消する気はさらさらなく、それぞれ頑張れと思う次第。

ここ数日、ぷらぷらと過ごしていて、実は暇なんじゃないかと気づいた。
貧乏で暇なんだからなんか仕事を見つければいいのだが、暇に任せて考察するあれこれが本業の糧である以上暇を削るのはリスキーだが、暇がある分だけ本業が栄えるでもない。結局、うだうだ理由をつけて怠けている、と自覚する瞬間がなんとも苦痛でいけない。役者の頃からずっと同じ状況にいるんだから、いい加減に乗り越えたい自我なんだけど。


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ミドリ君、骨折は完治したのにヒビが回復途中につき、大事をとってギプスは取れず。
  1. 2007/09/20(木) 21:13:58|
  2. 雑感
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