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仕事部屋

役立たず。

ライブの後は節制したのにMARCOでうっかり朝四時、酔ってないつもりで六時起きに臨むもアルコールに捩じ伏せられ、九時十五分に本厚木集合のところを目覚めたのが九時十分、今朝ほどしゃっきり目覚めたことはなかった。急行乗り継いで駆けつけるも悲しいかな本厚木、引き受けていた受付や会計の仕事は疎か焼香すらできず出棺だけ見送ってすごすご帰路。手伝いを頼んでいた山岸が生真面目な奴で本当に助かった、日頃偉そうなことを言う奴ほどいざというときにはまったく役立たないと痛感、四十年も生きてきて人の役に立てない自分を認めるのは思いのほか悲しいことでした。

帰りに預けていたミドリを迎えに、初めて親方班の新居へ立ち寄り、とても「きちんとした暮らし」とは呼べない様に悲しくなったが、彼らは彼らでゆっくりと始めていくのだろう、「それぞれがきちんと暮らす」ことを目指しての自立訓練期間だし、それがクリアされなければ親方との楽しい老後は迎えられない、腕まくりするのをぐっと堪えて逃げるように退去。

帰宅して早めの夕食を済ませ、お腹の具合がよくないらしいミドリさんとベッドに直行、夜になって起き出し週末に読むつもりだった吉田修一「悪人」を一気読み、才能・技術・情熱の三拍子を心地よく堪能、ウラヤマしい傑作。
  1. 2007/10/22(月) 04:29:58|
  2. 雑感
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