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仕事部屋

本日稽古休み、休み前の稽古は久々のストアハウス、本読みのつもりで来ている役者さんたちにホンを放してやってもらう、ホンの解釈や役柄上の関係性の捉え方などの足りていないところが本人にもよくわかる方法、いつも通り飲んで稲くんと亡くなった大谷くんの話などしながら電車で帰宅。

役者で参加するときには稽古終わればすぐに芝居のことなど忘れるのでこれほど囚われないのだけど、演出だとほんとに他のことが何もできなくなる、日中の打ち合わせに二時間とかが精一杯で原稿作業などまったくできない、朝目覚めてから帰って眠るまで頭の中は「モグラ町」で一杯、稽古場でも飲み屋でも人と喋り通しなので、帰宅してからは誰かと喋る気力やメールチェックする体力すらない、帰宅後三十分以内に眠っているのだけど深夜に目覚めるとまた頭が動き出してしまって朝まで眠れなくなるので困る。

三日後の〆切はコインランドリーと長篇の手直し、長篇に関するあれこれの問題は担当氏が一生懸命に考えてくれていて、なんとなく楽観できるようになった。

稽古休みに原稿作業しなければと思っていたのだけど、引き受けた雑用に一日取られるので作業は徹夜覚悟、やっぱり芝居やってると社会的な生活は送れなくなる、けれど演助の小形だって昼間はバイトしてるって言うし、龍昇は社長やってるし、山本さんは郵便局職員だし、他の皆さんもちゃんと生活の為の仕事をしながら芝居をやってきてるんだから、ほんとに頭が下がる、といって稽古場の準備不足の言い訳にはならないのだが、それだけ背負ってるものが多いのは確かなわけで。

「モグラ町」ぼちぼち予約が入ってきているそう、発売中の小説宝石2月号に掲載の小説版ともども、少しでも多くの人の目に留まりますように。
  1. 2008/01/25(金) 09:00:07|
  2. 雑感
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