FC2ブログ
仕事部屋

秘書・みどり、長患いになって、もはや呼吸が落ち着いてきているのか、それとも衰弱して弱くなっているのか判別ができない。

朝の薬はウォルサムの粉末栄養食をジュース状まで薄めて注射器で投与、飲み込まずに口の中に溜め込んで、後から阿呆のように口を開けてでーっと出してしまうので体内に入っているのは半分程度かも、ヒルズのa/d缶もペースト状の栄養食だが、これもかなり薄めて一時間後に注射器で投与、やっぱりでーっと出してしまう。
かかりつけとは別に食餌相談している近所の獣医がボイルした鶏ささみを与えてみろというので昼に試すも、匂いを嗅いだだけで口には入れず、昆布だしのスープでしっかり煮込んで再度トライしたが同じ、旨そうなんだけどなあ。

のろのろ老犬のような所作ながら動くのは動く、横たわっていて暑くなると立ってベッドを降り、トイレにも自分で行くが、床に立ったまままどろむ状態が多いので、抱き上げてベッドに横たわらせるとそのまま眠る。
その間、呼吸はずっと「ペイント・イット・ブラック」のテンポ、以前より軽い感じで「ハイウェイスター」になることは殆どなくなってはいるものの、やはり正常ではなく、自力でベッドに上がった後などはやはり激しくなる。
体重は通常3.5kgのところが、呼吸障害を起こして一週間後には3kgまで減少、これ以上落ちたら危ないというギリギリの線らしい。
希望は、目つき顔つきがぼんやりしなくなっていることだけで、午後にはベッドに並んで「ノーカントリー」を観た、コーエン兄弟は非日常のシチュエーションを日常的に描くのが巧いよね、と言っていた(ような気がする)くらい、意識はしゃんとしている感じ。

夕方の投薬して仮眠、目覚めて起き上がるたびに食餌を投与しているのでみどりと同じペースでしか眠れずこちらの方が朦朧としているのだが、用事があったのでようように起き上がり小一時間の外出、出かけるときには玄関でドアにお尻を向けたまま立ってまどろんでいたので、もしや帰ったときにも同じ姿勢ではと思ったが、さすがにちゃんと椅子の上で寝ていた。

容態を心配してくれている友人がホリスティック医療なる方針の動物病院を教えてくれた、鍼なんかもあるらしいのだが一ヶ月先まで予約が取れない、完全予約制って人間の病院だとホスピスみたいな印象なのだが、まさかこのまま介護生活になるんだろうか。
  1. 2008/09/10(水) 02:08:53|
  2. 雑感
  3. | trackback:0
  4. | comment:0