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仕事部屋

晴れた日の墓参り散歩が日課になった、原稿作業の休憩にもちょうどいい、〆切クリアして夜は練習、ヤポンチカはGヒロシくんとの個人練習を経て、ようやくDフジッコとBアキさんでスタジオ入り、俄然やりやすいのだができないこともはっきりしてきてまだまだ個人の課題が山積み、ゲストの八大さんが練習に参加するのは月末からなので、それまでにもうちょっとなんとかしたい。
ヤポンチカライブは11/7@WastedTimeで、とうとう康造と対バン。
  1. 2008/10/16(木) 12:41:18|
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墓参り

さんま祭りを横目に過ぎて、みどりの墓参り。
昨日置いた花も夜の雨に打たれてどろどろになっているだろうと思ったら、まだまだしっかりきれいだった、どんな彫像も花を置くとたちまち墓標に見えるものだろうけど、このラッコは特別それっぽい。

五キロの帆太郎をショルダーバッグに入れて池上線、古書店主催のオープンハウスマーケット、築七十三年の村上邸に上がらせてもらえるのが楽しみで見知らぬ街の商店街を帆太郎とトコトコ、解体を控えた普通のおうちで家財道具あれこれや古着古道具などを破格値販売する催し、調度品や台所用品など子供の頃うちにあったような物ばかりで懐かしく、増築されたという二階に置かれたキッチンが昭和モダンでたまらない。
「いつか愛になるなら」ではこんな感じの家をイメージしていたので見ず知らずの人の家なのに日常が透ける気がして不思議な感覚、この家が売りに出されていたら欲しくて欲しくて気が狂ってただろう、無駄のない美しい造りの家なのに解体されてしまうのは本当に残念。窓や建具や水回りや物入れのディティールを写真に撮りたかったけど他人様のおうちなので遠慮した。

最寄りの商店街で食材買って帰宅、もう夜は寒い。
ウールのジャケットや長袖の羽織ものが必要なのにコットンのジャケットもTシャツもまだ仕舞えない、クローゼットの整理が悩ましい季節だけど、秋の夜は不思議と静かで心が鎮まる。
見知らぬ街をのんびり歩いたことも、いい気分だったなあ。
住宅街を歩いていて、家の中の話し声や物音が断片的に聞こえてくるのが、とても好き。
何年か前のこの季節、ブルックリンを歩いていたときにも、おんなじことを感じた。
犬連れだと、どこに行っても人と話す機会が多くなる。
電車の中では隣に座った子供に「わん!」と吠えられ、商店街では「おじさんいい匂いすんだろ?肉屋だから」と洒落たことを言われ、って話しかけられているのは犬なのだが。

そういえば、うちの近所の、よく立ち話をするしゃきしゃきしたおばあちゃん、この頃ちょっと惚けてしまったみたいで、ぼんやりと調子の悪い日がある。
隣のむっつりしたおじいさんのところには昨日の夜から娘さんが来ていて、今朝はご機嫌だった。
向かいの家に、二階の窓から飛び降りて救急車に載せられた三十代の女の子がいるのだけど、この頃は落ち着いているらしくあまり騒がない。

誰とも会いたくない、なんて思ってるときに限って、こういうことが、すごく心地よく感じられるのは、結局のところ人恋しいのか、それともただの覗き趣味か。

三浦和義さんも死んでしまって、昭和はどんどん薄れていく。
平成なんて退屈だ。

  1. 2008/10/12(日) 22:54:24|
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骨壺から骨を取り分けた。
つまみ出せる大きさのものをそうっと取り出して、パーツごとテーブルに並べしげしげ観察、帆太郎は相変わらず壷に鼻先を突っ込んで合点した顔。
取り分けた一つは机の上で、骨折の手術をしたときのかっこいいプレート付きの骨入り。
元の骨壺には取り出せないほど細かな骨や、薄くて割れ易い頭蓋骨の破片、小さくて細い尻尾の骨などを残し、娘に寄ってもらって、犬母の元へ。
もう一つは丸っこくて可愛らしい関節の骨や太くて立派な脚の骨入り、夜になってから雨のみどりちゃん公園で、ラッコを墓標に帆太郎と埋めた。
生きているときに恨めしかった雨や風の厳しさも、肉体から解放された今は楽しめるんじゃないかと思う。

みどりは、去年の2月24日に生まれて、先月10日に死んだ。
予感があって涙が湧き上がったのは、その日の3日前だったか。
あれから涙は枯れず、体を休めれば休めた分だけまた湧き上がる。
毎日泣いていれば、そりゃ疲れる。
もうへとへとに疲れ切った。
それでもまだずっと泣くだろう。
記憶が消えないから、後悔も消えない。
今もまだ、取り戻したいと願う。
S・キングの小説にそんな話があったよなあと思いながら、無意味な祈りを呟く。

小さな壷や瓶やブリキ缶に閉じ込めてしまうのは、なんだか可哀想だった。
土や光や雨や風や草に紛れてしまうのが一番気持ち良さそうなのだけど、何もかもがなくなってしまうことは、やはり恐ろしい。
自分の死を意識したときにはお墓なんていらないと思ったけれど、遺される人には、そうした何かが必要なのだと、わかった。

これから、みどりの主治医だった獣医師に、御礼の手紙を書く。
「お悔やみ」という言葉は、とても正しい意味があるもので、悔やんだり惜しんだりしてくれる人がいることで救われていた。
分かち合えるようなものではないからこそ、心を寄せられることに救われるんだろうな。
慰めてくれた人、励ましてくれた人、悲しんでくれた人、思いやってくれた人、それぞれの気持ちを小さな安らぎにして、日々を過ごせました。
感謝しています。


  1. 2008/10/10(金) 22:35:27|
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今年のカボチャ提灯1号2号。

Image999.jpg
1号はみどりちゃん用。

Image998.jpg
2号は帆太郎先輩用。

こんなことして遊びながらも今月のブルハ〆切は無事クリア、連休にはさんま祭りとオープンハウスマーケット、ドッグランにも行きたいけど個人練習もしなきゃならん、人と会う用事を毎月〆切明けまで延ばすのだが、それやってると〆切後にバタバタ日程が埋まって外出続きになりバランスがよろしくないということに気がついた、動画サイトでソプラノズを再見するのに毎日時間を割いているからか、家にいてもなんだか忙しいし、もっとぼんやり過ごしたい。
  1. 2008/10/10(金) 12:59:40|
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個人練習ようやく開始、聞き馴染んだ歌なのに歌うと難しくてへどもどしてしまう。
言葉のリズムは身体感覚だから旋律は追えても言葉がどうしても乗せられなかったりする。
歌の練習というより言語感覚を拡げる特殊な訓練が必要なのかも。

ふと小学校の体育で散々にやらされたリトミックを思い出した。
得意な子もいればどうしてもできない子もいたっけね。
あたしは割と得意で、足が三拍子で右手が六拍子で左手が二拍子とかのキチガイじみた動きの指示にもついていった。
あれ、その場で出される指示に即座に反応しながらひたすら続けていると、アドレナリンがぶんぶん出て笑いが止まらなくなる。

どうも集中しだすと笑いが込み上げる体質らしく、ふっと気づくと考え事をしているうちに声を出して笑っている。
別に考え事の中身は笑うようなことじゃなくて、ただもの凄く集中すると自然に笑い声が出てくるのだけど、自分でも気持ちが悪いし、怖い。

あと、ジェットコースター。
ジェットコースターに乗ると、やはり笑いが止まらなくなるので、バンジージャンプとかやったら笑い過ぎて発狂すると思う。

遊園地に行くのはしんどいけどジェットコースターには乗りたい。
確かに人生もジェットコースターだろうが、いかんせん人生は長過ぎるからなあ。

なんだか街に出るのが嫌だ。
通り過ぎる人の話し声や気配そのものがちくちくする。
宇宙服が欲しい。








  1. 2008/10/09(木) 04:48:31|
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娘、AO入試でさっさと合格。
本人も驚いていたが、こちらも驚いた。

入試は自己推薦文とレポート提出と面接だから、受験勉強らしきことを全然していない。
AOで落ちて、ものすごい焦燥感と緊張感で猛スパートしてなんとかしてくれよって計画だったのに、ぬけぬけ受かりやがった。
思い返せば高校にも三ヶ月くらいの受験勉強で入ってしまったし、親の立場で受験の苦難を味わえないまま子育て終了だなんて、贅沢な愚痴だけれど、ちょっと残念な気がしなくもない。

ともあれ、これからの奨学金人生しっかりやっていってくれと願うばかり。
いやー、これだけ至近距離で見てられると他人の人生って面白いなあ。
  1. 2008/10/07(火) 13:37:32|
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しぶとい風邪なのに「ヘビ会社」とかワイトロックベイビーズとか。
どこに行ってもモグラの人たちに遇う。
そして、いつ会っても、モグラの話になる。
演った人にも観た人にも懐かしんでもらえるなんて、たいそう幸せな芝居だ。

帆太郎が布団に潜る季節。

新しい首輪とリードが届いたのに、雨。
新しい靴を履くと雨ってのと同じね。

おニューの首輪をつけた帆太郎、布団から出てこない。
なので、あたしも布団から出ないことにした。
  1. 2008/10/06(月) 13:12:15|
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昨日のプロジェクト会合は某出版社で海外版権を担当されているO氏に出向いて戴き、各国の翻訳出版事情のレクチャーを受ける、その後タクシー移動で「これを読んだら~」文庫化の打ち上げでコレド、プロジェクトから二人のSさんも付き合ってくれしっかりご馳走になった。

ホタの具合が良くなってきたらまたこちらの体調が悪化、右手首のガングリオンに続き、微妙なところに微妙な腫瘍ができて動けないくらいの激痛、「燃えよ!ピンポン」など観てじっと寝ていたら熱も出てきて首のリンパが痛い、今朝行った病院で抗生物質もらって飲み始めたから、体のあちこちで闘いが起きているのだろうけれど、いっつもどっかが痛いなんてなんだかつまらん、転寝でクリストファー・ウォーケンの出てくる楽しい夢を見た。
  1. 2008/10/04(土) 01:05:35|
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どうやら帆太郎の首の痛みは殆どなくなった様子、痛くて向けられなかった方を下にして横たわるコツを覚えたからなのか、昨日は一度も「ひー」と言わずによく動いていたし、前夜もよく眠っていた、イヤホンつけて一人で歌の練習していたら、ホタも「はふー…ふふー」と変な鼻声で一緒に歌い出す。

今朝はおもちゃを全部ベランダに持ち出して日光浴、「散歩行かね?」と誘われたのだがほんとに大丈夫なんだろうかしばし逡巡、久々の晴れ間は人だって気持ちいい、ベランダのプランターにはこないだ蒔いた種が芽をだしていた。

帆太郎、散歩する気満々なのでコインランドリーの往復に同伴、いつも散歩のときには興奮してしまい引っ張る力がとても強いので首にいいはずがない、帰ったら二人ともまだ止めとこうかとちょい弱気。

Video call snapshot 2

今日はプロジェクトのミーティング+光文社文庫の打ち上げ。

帆太郎が登場する「これを読んだら連絡をください」
(解説・桃井章)光文社文庫から10/9
に配本です。
  1. 2008/10/02(木) 13:24:08|
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