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仕事部屋

昨夜はSTRUT BERYのレコ発ライブで新宿、小さい会場ながらみんな楽しんでる雰囲気で、この頃観たあれこれの一等賞、CDで聴くとステージに滲んでるポップさが立ち上がってまたイイ。

帰りにもんじゃの店に入ったらオーダーを取りに来た店主らしきヒトに「帽子を脱いでください」と言われびっくり、「どうして?」と訊いても「帽子はお脱ぎ戴いているんです」と言うだけ、陛下や妃殿下が来る予定とも思えない、〆鯖やほうれん草のおひたしがメニューにあるような普通のお店だったのだけど何が気に入らなかったのか、ニット帽だったけど脱ぎました。悔しい。
  1. 2008/11/30(日) 13:02:22|
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昨日午後は打ち合わせでリオン、出版社抜きで書き下ろしの相談できる編集者がいるのはありがたい、うまく進むといいなあ。
夜はミカさんちの次男とデート、具合いい店を見つけられず彷徨ってしまった、もう渋谷はわが町ではないのだと痛感、ずいぶん親しくしているつもりだったけど改めて話してみるとこれまで個人的な話をする機会が殆どなかったんだなあと気づいた。

photo_20081129035038.jpg

今朝一番に届いたのは五木のうどん1ケース、子供の頃おばあちゃんの店から定期的に送られてきた懐かしい味をようやく探し当て思わず箱買い、午後は洗濯の合間にクローゼットの整理して荷物部屋やら銀行やら郵便局やら駆けずり回り雑用概ね片付けてすっきり。
新しいダウンジャケット出すのはもうちょっと我慢できそうだけどコートもう一着欲しくなった、贔屓の服屋が来夏で休止だから買い溜め作戦を立てているところ、そんで再開するまでもう服買わなくてもいいや。
  1. 2008/11/28(金) 18:36:02|
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珍しく早い時間からの打ち合わせはミカさん、「昼間逢うのは初めてよね」などなど、その後一人でぶらぶらと新宿を歩いてバーニーズでスウェットパンツを衝動買い、ご飯に誘える人いなかったので早めに帰宅、一人ご飯の侘しさが続くと暮らしが投げやりになってくる。
はたと気づけばもう十一月も残りわずか、来月中に書き下ろし一本やりたいが無理だろうなあ。
  1. 2008/11/27(木) 02:54:15|
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川崎市民ミュージアム で師匠の特集があるらしい。

12/6(土)
13:30-『新宿乱れ街 いくまで待って』
15:00- トーク ゲスト:根岸吉太郎×向井康介
16:00-『Wの悲劇』

12/7(日)
13:30-『ヴァイブレータ』
15:10- トーク ゲスト:斎藤久志×安藤尋
16:30-『ベット・イン』

12/13 (土)
13:30-『リボルバー』
15:30- トーク ゲスト:鈴木則文×柄本明
16:30- 『神様のくれた赤ん坊』

12/14(日)
13:30-『赫い髪の女』
14:50- トーク ゲスト:富田克也
16:00- 『待ち濡れた女』

12/20(土)
13:30-『秘花』
14:50- トーク ゲスト:足立正生×平沢剛
16:00- 『暴行儀式』

12/21(日)
13:30-『やわらかい生活』
15:45- トーク ゲスト:新藤風×荒井美早
16:40- 『恋人たちの時刻』

12/23(火・祝)
13:30-『噛む女』
15:20- トーク ゲスト:青山真治
16:30- 『遠雷』

12/26(金)
15:30-『嗚呼!おんなたち 猥歌』
17:00- トーク ゲスト:澤井信一郎×中原昌也
18:00- 『母娘監禁 牝<めす>』

12/27(土)
13:30-『身も心も』
15:45- トーク ゲスト:白鳥あかね×土田環
16:40-『ダブルベッド』


ジュリー主演の「リボルバー」はロケ現場に遊びに行って飛び入り出演、「噛む女」は故・加藤善博さんと夫婦役、どちらもDVDになっていない傑作なので貴重な上映かも。

「牝」は数年前にニュープリントしてるからけっこうきれいなんじゃないかな。
DVDもよろしくですが、映画だから、やっぱり一度はスクリーンで観て欲しいなあ。
6時デッパツで27時にパンテオン前でロケバスを降りる、女優の顔が一番明確に刻まれたあの日々、もう21年も昔なんだ…。

フィルム、書籍、記憶。
自分の欠片がどこかに残されるって、贅沢なことなのですね。
こうして時折引っ張り出してもらえるたび、それを思ってちょっとだけ謙虚になれる気がする。

想う人も、想われる人も、向けられる心には、ありがとうって、ただそれだけを。
  1. 2008/11/24(月) 20:46:19|
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せっかくもつ鍋でコラーゲン摂取したのにデートままならず連休は読書とDVDをたっぷり、友人夫妻と恵比寿の三段バラ肉、酔った勢いで私情クレームの電話かけたらつながらない、電話停まってるのかと思ってかけ直したのだけど友人曰く「そのアナウンスは着信拒否」ですって、こりゃびっくりだ。
  1. 2008/11/24(月) 04:33:38|
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どうやらあたしはものすごく短気らしい。

好きな人に好かれたいとか、誰かにうんと大切にされたいとか、自分の価値を信じたいとか、そんなささやかな幸せを手に入れることが、どうしてこんなに難しいのかと、絶望したくなる。

あたしはビッチだけど、あんたよりずっと純情なんだよバカ!って、ぶん殴れたらなあ。
  1. 2008/11/21(金) 14:29:36|
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私は少し黙っているべきだと思う。

一つことに囚われると、どんな言葉を目にしても暗号を読むように結びつけてしまう、それ自体は誰にも起こり得ることだから責めるつもりはないけれど、向き合わないまま伝えたつもりになって他人の言葉を深読みしていては、いつまでも現実を動かせないじゃあないか。

ブログをやっていて毎度面倒になるのは、吐き出す言葉の真意を探られること、現実に照らし合わされること、私信のように受け取られること、だろうか。

あなたのために選んだ言葉は、ちゃんとあなただけに向けるよ。
ここにあるのは「あなたがた」への言葉、もしくはあたしの飯の種だから、勝手に拾っていかないで欲しい。

なんてね、要は回りくどい言葉を選んで書くから深読みされるってのもわかってるんだけどさ、文体に悩むときには反応のあるところで試すのが一番だと思っているし、つまり、ブログなんかに書き散らしてる言葉は、どれもあたしのほんとのところとは関わらない、別物だってことが、言いたかった。
フィルターの話も、つい数日前に書いたじゃん。
どうせ読むならもうちょっときっちり読め。

ネタメモっていうのがあって、あたしは朝なり昼なりに目覚めると、ただ思いついたことを書き留めているそれを開いて、その日に思考する何かをそこから選ぶ。

たとえば「きみをミッシェルと名付けよう」と書いてあるのは、数年前に初めてか二度目だかワイトを観たときに聴いた歌の歌詞の一部で、あたしはその場でそれを書き留めた。
こないだのライブで久々にそれを聴いてタイトルに使わせてもらった。勝手に。
ちなみに「きみの名前を知っていれば、いつかきみを糾弾することができる」は、今読んでいる『チャイルド44』からの引用で、これはメモするまでもなく、そのままリアルタイムで使った。勝手に。

読み物を提供することはあたしの仕事の一部だし、あたしにとってブログを書くことは仕事道具の手入れをするのと同じだ。
そのとき心に浮かぶことをなんてスマートな立ち位置ではやっていられない、もっと淡々黙々とした無目的で非生産的な作業だし、そうしないと続けられないくらい、本当のあたしは臆病で、言葉の使い方が下手だ。
時間で区切られないだけ、常に言葉という仕事道具に囚われて一日を過ごしているんだろう。
勤務時間外にも拳銃を持ち歩く警官みたいなもんでしょうか。
だから怖がられるんだけれど。

あたしはお酒を飲まないと人と話せない。
言葉を使えないし、人の目が見られないし、いくらでも黙っていられる。
だから恐縮しながらも、昼夜問わず仕事の打ち合わせや取材時には、まず飲む。
対人恐怖症と診断されるほど悪化していたのはほんの一時期だったけど、根っこにあるその資質は結局どうにもできていない。
お酒が飲めないときには、薬を飲んでいる。
それくらい、あたしは人と話すことが怖い。
お酒や薬は頭と口の動きが軽くなって、体が重くなるからいい。
でないと、あたしは人の前でじっとしていられず、ふわふわどっかに流されていってしまう。

なんかね、リアルタイムでの会話って、頭が働かない。
話している人を見てしまったり、周囲を見てしまったり、話を聞いている自分の状態を見てしまったりして、いつもその場の会話から30センチくらい浮いたところにいたりする。
記憶して、帰宅して、整理して、やっとその会話で自分が口にすべきだったことが見つかって、後からメールするのがいつもだ。

メールっていうツールがなかったら、あたしは多分小説家にもなれなかっただろうし、友達も百分の一くらいに減っていただろう。
いっそ舌など溶けてなくなってしまったっていいんじゃないかと思うことがある。
そのほうが、言葉を書き記すことの言い訳になるだろうから。

あたしのほんとのところでは、言葉にできないもやもやを抱えたまま立ち往生、ってそれだけ。
いいこともちょっとはあるし、やなことも相変わらずで、そのどれもが言葉なんかじゃどうにもできないことで、いつかやり過ごせるだろうと信じてただ耐えている感じ。
だって人を好きになったり嫌いになったりする気持ちって、自分じゃどうにもできない自然派生的なもんだと思うし、人のそれも自分のそれも、どうこうしようなんて思わないよ。

ただ、伝える。
いつだってそれだけが、最初で最後にできることだと思ってる。
人と人が向き合うとき、他に何ができる?
ハグだのキスだのは、伝える言葉がないときに使う手段なんじゃないの?
先も後もないよ。どうしたいもどうしようもないんだから。

あなたのために選んだ言葉は、ちゃんとあなただけに向けるよ。
つまり、あなたの手元に届いていない言葉は、あなたに向けたものじゃないってこと。
あちこちから拾い集めて継ぎ接いだ言葉を、目の前にいるあたしに当てはめないで。
あたしを知りたいと思ってくれるならもっとあたしを見ればいいのに、あなたも横着な人だなあ。

  1. 2008/11/20(木) 16:07:55|
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きみの名前を覚えていれば、いつかきみを糾弾することができる。

ひとりよがりって言葉が、胸に刺さるのは、きれいごとを盾にして両足踏ん張ってるときとか、暴れたくなる気持ちを押し殺してじっと身を竦めているときとか、たった一本の電話を待っているときとか、あれやこれやを一人反芻して無理矢理な筋道を作ろうとしているときとか、それを与えられない答えの代わりにしようとしているときとか。

きんと冷たい風が少しだけ開けた窓から流れ込んでくる。
絶え間なく立ち上る紫煙が押し戻されて、部屋の壁に少しずつ色をつける。
それだけの時間が、あらかじめあったらなあと思う。

つまり、言葉はこうやって紡ぐのだ。
わたしが何を求めているか、あなたに届くだろうか。
  1. 2008/11/20(木) 04:39:21|
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君をミッシェルと名付けよう。

言葉を紡ぐ人には柔らかな心を持っていて欲しいと願っている。
自分だけが知っている景色や感触や記憶を、できるだけそのまま言葉にのせる、それだけが向こう側につながる隠し扉なんだよ。
たった一人の心に届けるために描いた絵が、本当は一番、誰の心にも忍び込む近道になるってことに気づけば、言葉はもっと力を持つに違いない。
暗がりに浮かぶ人たちの姿をしっかり見渡して、ちゃんと自分の目に光を受けて、そこから、たった一人の誰かのために紡いだ言葉を投げかけていく、その光景こそが、向こう側に透ける絵なんだから。

暗がりに向けてぼんやりした光を発するより、たった一人にしか届かない救命信号を打つ。
結局は、求める心の強さ、なのかもしれない。
言葉の力を信じることと、気持ちがそこに負けてかかること、でもあるんだろうけど。

つまり、それが真実であること、かな。

言葉にして伝えたいようなものが何もないなんて、心が頑ななだけだと思う。
何もないってことを描いたっていいんだし、それを見る人はそこに何かを見つけるかもしれない。
柔らかく震えて、どんどん傷ついて、たんまり血を流せばいい。
小心者ほど言葉が多いもんだよね。
言葉を使わない人は、臆病そうに見えるけど、その実、ただ鈍いだけだったりする。

最初から、言葉を組み合わせようとすれば、景色は遠のくよ。
言葉を絵の具にして心の風景を描かないと、ただの看板屋になってしまうよ。

歌でも芝居の台詞でも物語の断片でも。
言葉を紡ぐことが、一番自由になる近道だからね。
  1. 2008/11/19(水) 04:20:22|
  2. 雑感
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月曜、前夜は胃痛で一睡もしておらず頭がぼんやり、なんだか不意にカトチューのことを思い出したので電話してみた、明日から稽古入りで今日顔合わせして新雪園にいるというので、予定より早めに下北沢へ行って合流、新雪園には妙齢美男子がずらりで緊張、旗揚げ公演になるメンバーの皆さんに混ぜてもらって小一時間ほどおしゃべり、その後カトチュー連れて440でワイト、カトチュー見送ってから一人でぶらっとビッグマウス、ウッシーのギターとタケちゃんのハープでメルセデスベンツ唄ったあたりで完璧な酔っ払い、ヒロシくんが迎えに来てくれて店を出たあたりから記憶なし。

もちろん、本日の起床は夕方、アルカセルツァーの一気飲みしたところ。
  1. 2008/11/18(火) 17:26:38|
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