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仕事部屋

午前中に起きてうきうきと掃除、早めに待ち合わせの渋谷に出てマルナンで手芸用品、東急プラザの地下で食品を買い出し、親方に渡すお土産を冷蔵庫に入れたまま忘れてきたことに気づいてバスで一旦帰宅、再度出発したとこで親方から「早めに着きそうなのでそっちまで行くよ」と連絡あり、有り難く恵比寿まで来てもらって駅のスタバで合流、帆太郎先輩はずいぶんと遠くから身を乗り出して私を発見しスリングから飛び出しそうになっていた、お土産渡してちょろっと話をして親方と解散、帆太郎をヒロシに預けて整体済ませ、帰り道で薬局やら八百屋やらあちこち回って日常を取り戻す、帰宅して片付け、空っぽだった冷蔵庫がいっぱいになって幸せ、帆太郎先輩は部屋の中をひととおりチェック、ようやく自分ちだと確信できたのかすぐに寝入った、帰路のSAで買った巨大な練り物でおでんぐつぐつ、今日はちゃんと大根もあります、キェシロフスキ観ながら夕食、食後に帆太郎先輩の耳掃除と歯磨きと皮膚の洗浄、気持ち良さげに寝ていて何をしても起きない、ついでに爪切りと思ったが怖いのでやめておく、今週いっぱいはお仕事的なことサボってのんびり日常を楽しみたい、明後日はみどりちゃんの命日。


photo-8_20090908222826.jpg Home Sweet home.

  1. 2009/09/08(火) 22:35:03|
  2. 雑感
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全公演終了。

碧南市での1ステージを終えて打ち上げ、今朝のバスで眠り続けるうち帰京。
たくさんのご来場をありがとうございました。

出発は土曜の朝、前夜に龍さんのご母堂が危篤状態となり龍さんは急遽北海道へ里帰り、夕方に碧南合流の予定になって、4時間カラオケ責めの心配がないまま、「モグラ町御一行様」表示のバスに乗り込む。浜名湖のSAでうな丼、おやつ用に天むす購入。

バスで碧南市文化施設のサウスホールに乗り付け、荷物持ったまま劇場入り、すでに到着していた井上さんら美術部隊がすでに仕込み中、覗いて、使う予定だった幕を全部外してもらうことにし、両袖に設置されている巨大なパテーション状の壁を閉めてもらってホールの壁剥き出しのままの箱を使うことに変更、後方のホリゾント位置にある壁を開けて井上さんが用意してくれていたパネルでバリケードが活きる出ハケ口に。

となるとせっかくの大きな舞台、小さく使ったんじゃ勿体ない、照明の千田さん、吊り込み後のエリア変更にも拘らず「あ、なんでも大丈夫」と対応してくれ、バンドエリア、箱エリア、お茶セットの位置も変更、楽屋にあったハンガーラックを置いて、「演劇をやる人たち」のジオラマ風セットが完成、まるで違った芝居になりそうでわくわくする。

楽屋に届いた立派なお弁当を戴いてから役者と楽団は別室のスタジオで箱の転換稽古、#6のみ芝居の演出を変更したのでそこもするするっと当たる、途中で龍さんが到着、へろへろながらも台本しっかり読んできたらしく、イワトの本番より台詞がちゃんとしてた、外周を走る場面は当然ながら待機席より大外コースに変更でかなりの距離、後部パネル抜けの絵面に期待がむくむく。

完成した舞台の足場確認もそこそこに退出時間、ホール職員の方々に車を運転して戴いて宿まで、広々ツインを一人で使ってお風呂済ませて早寝。

本番当日はタイトスケジュール、七時起きして食堂で朝食、音響・楽団と共に九時に劇場入りしてサウンドチェック、大きなコヤなので役者はついつい声を張ってしまうのだけど、そうすると芝居がまるで変わってしまうので、使うつもりのないマイクを急遽立ててもらう、楽団の演奏はできるだけ生音活かしたいのでラインで出すのは抑えめに、エアーの加減をどうしようとあれこれ模索してるうちにとりあえずの設定で時間切れ。

十時劇場入りだった役者たちを舞台に上げて足場確認及び変更した動線の注意点など伝えてから転換稽古、前日の転換稽古が功を奏して大変スムースに終了。

休憩後にサウンドチェックの続きをやってバタバタと通し稽古、場当たり兼ねているので問題あったら止めましょうと舞監の森下さんに言われていたのだが、芝居以外は問題なしで止めずに通しが終了、役者には「台詞は張らないでください、マイクつけたんで声は全部聞こえます」と通達したが、その実マイクがあると安心させて声を張り上げさせないためだけのマイクで、舞台上の声は地声以下でも普通に通る、造りのいい劇場ならでは。

ゲネプロなしのまま四時半に開場して五時開演、開演五分前の場内アナウンスをやって客席で観劇、お年寄りから小さな子供まで、いそいそ出向いて下さったお客さまで七割の入り、カーテンコールには暖かな手拍子、汁男優なんて言う芝居じゃなく、ばーさんから子供までが手を叩いて笑ってくれるような芝居をやりたかったなあなどとも思ったが、ジオラマ風にセットをアレンジしたお陰で、「モグラ町1丁目」の物語<それを演じる人々<演劇をやってる人々<小さな一つの町での営み=『モグラ町』、というシリーズそのものの命題が浮かび上がって、イワトよりぐっと演劇的な仕上がり、ちまちました日常の断片をこそこそ演じるというスタイルもより一層に活きて、まるでこの劇場のために書き下ろした作品のようだった。

薄汚れた小劇場の味わいも悪くないけど、やっぱり額縁舞台が好きだ。
せめて本多劇場くらいのサイズで演出したい。
龍さんは長男なのにお通夜に出られず舞台に立っていた、どんな思いがあっただろう、しかも皮肉なことに「おめでとうございます」なんて言われたり「俺は長男だぞ」なんて言ったりする芝居なのだ、碧南のホールでやれてよかったなあ、セットをアレンジできてよかったなあ、生きる営みを丸ごと芝居に飲み込まれながら人生やってる覚悟というか諦めというか、まさしく生きざまがそこにある瞬間に、それをちゃんと乗せられる舞台が作れて本当によかったと思う。

バラシ後に、先に帰る龍さん、舞台監督、音響さんを送り出して、一旦皆で宿へ、芝居の荷物を置いてすぐにまた車で用意して戴いた打ち上げ会場、ご馳走たらふくでカラオケに流れる人たちと別れ、楽団や照明さんたちと先に宿へ戻り、皆で部屋飲み三時まで。

今朝は八時起き、朝食済ませてからお風呂とパッキング、撮影がある吉岡は朝早くに出発していておらず、井上さんたちは美術トラックで帰路、千里さんはこのまま電車で実家に向かうとかでバス組がまた減った、乗り込んですぐに眠り、東京にほど近いSAでザボンのラーメン、渋谷到着解散だったので楽団とタクシーで戻り、荷物部屋に打楽器類を押し込み楽団と解散、フジッコはこれからバンドの練習が二本だって、さすが1ステージでバナナ14本と牛乳1リットルを流し込んでいるだけはある。

帰宅してすぐに荷物の片付けをし、届いていた本を読みながらまた眠る。
ようやく全行程が終了してほうっと安堵、というよりはせいせいした。
龍昇企画はほんとにいい座組みだし、芝居を打つのは楽しいし、知らない町の知らない劇場で打てたことは素晴らしい勉強だった、が、みんなとわいわい旅をする楽しみってのがまるで感じられない資質なのだと実感、芝居の話しかしたくないから雑談で盛り上がる飲み会は苦手だし、稽古の合間や楽屋で役者とお喋りするのも鬱陶しい、黙々と芝居だけやりたいんだけど人との関わり合い抜きで芝居は作れないし、やっぱり10ステージ+旅公演は深入りだったのか、それでもそういう自分を含めて、そこに踏み込むしかないようなあれやこれやが、「モグラ町」を作らせているんだなあと思うと、しみじみ感謝が湧いてくる。

どうもありがとう。
  1. 2009/09/08(火) 00:39:40|
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