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仕事部屋

全裸元年。

帆太郎募金に協力下さっている皆様のお陰で、不安な気持ちがずいぶんと楽になりました。
本当にありがとうございます。
直接に「お見舞い」としてお金を下さる方、物資支援で私の生活を心配して下さる方、振込、郵送、ぷちカンパでの様々なご協力を戴き、有り難い気持ちでいっぱいです。

入院中の帆太郎に毎日電話をするのだけど「元気いっぱいで食欲旺盛です」と言われると、経過は順調と判っていてもやはりほっとする。
飼い主の姿を見ると興奮して動いてしまうから「帆太郎ちゃんに気づかれないようにしてください」と言われて見舞に行ってもガラス戸のこちらからそっと視るだけがいつも、こっちが淋しくなるので今回はまだ行ってない。
一週間もすれば動き回るようになって治癒が遅れるところ、三週間も入院させておくのだから、退院後の治りも早いんじゃないかと期待して淋しいのは我慢、それでも未だふっと犬の姿を部屋の中で探してしまう。

昨夜はWSの忘年会、今年は睦雄が欠席で後輩たちに申し訳なかったのだけど、長い付き合いになった元日活キャメラマンM氏がいてくれたし娘も来た、映画一揆俳優部も忘年会のハシゴで参加、自分の劇団にはナイショでWSに来ている某女優もいたし、滋賀から忘年会参加のため夜行バスで上京する物好きもいて、無事盛況。

何年前の忘年会だったか、三次会で流れたいつもの店で「脱げ」という話になり、睦雄や小形やタミヤスが全裸で踊ったことがあった、その話はよく皆にしていたのだけど、今年はブラック&スマートな小形が「前川さん、これでいいですか」と呼んだので見ると全裸でニコニコ立っていた、その横では全裸のままカウンター椅子から立てずにいるウッチー、店に居合わせたニューハーフのお姉さんが喜んでくれたので、見物に回っていた忘年会初参加組の男子を煽って全裸、局所に靴下を嵌めた青年たちが店を練り歩き、釣られて半裸になったニューハーフがきゃあきゃあその後を追いかけるという「吉岡越え」の儀式、言えば女子も脱いだだろうな、さすがに飲み屋では言わないが。

演劇のヒトはよく脱ぐ。
裸になることが気持ちいいらしい。
が本質は「そんな思い切ったことができる自分」を見知ることの興奮やヒトに笑われることの気持ち良さなんだろうと思う。
飲み屋で脱ぐことと演技で脱ぐこととは、まったく違う。
むしろ演技で脱ぐ方が恥ずかしいんじゃないかと思う。
酔って脱ぐわけじゃなく、脱ぐ瞬間に醒めるに決まってるんだから。
WSでは「演技する自分を恥ずかしく感じる」ことを教える。
恥ずかしく感じる心が素のこころなんじゃないかと思う。
人前で全裸になる恥ずかしさを知って、恥ずかしいと感じる素のこころを巧く自分の中に蓄えてくれたらいい。
何より、ささやかな踏ん切りで新しい経験ができる。
成長ってのは大きな変化じゃなくて、そうしたささやかな経験を積み重ねていくことだ。

昨年の忘年会帰りはテレポーテーションだったので今年はウコンとサフランで警戒、問題なく帰宅。

帰りの電車でウッチーと二人になったとき全裸一揆の話になって「なんかもう、こいつらの人生背負わなきゃなあと思ったよ」と笑ったら、「よろしくお願いします」と真顔で返された。
いやいや、もうすでに充分なんじゃないか、とも思うのだけど。

そういや今年のモグラ町でも全裸のおじさんたちをずらり並べたんだった、忘年会では全裸の青年たちがずらりで、なんだか助平な中年みたい、今度のオムライスに「裸好き」とか書かれたら嫌だなあ。


photo_20101224021900.jpg モグラ

photo-1_20101224021900.jpg 別居人

photo-2_20101224021859.jpg アゴラ麻子


  1. 2010/12/24(金) 02:21:19|
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