仕事部屋

追加公演が決定しました!

【鵺的/昆虫系~改訂版】、おかげさまで初日から完売続きで上演中、日曜夜の追加公演が決定しました。
この回のみリピーター割引があります。半券ご持参の要予約で2000円にてご入場戴けます。
完売で諦めてしまったお客様、是非この機会にお足運びください!

まあ、追加公演が決まって悲鳴をあげた役者も数名おりますが、皆体力の限界まで突っ走る覚悟です。
どうぞ見届けてやってください。

千秋楽の昼公演、夜公演ともまだお席に余裕がございます。
どうぞご予定ください。

チケットのご予約は https://ticket.corich.jp/apply/21832/
  1. 2011/07/30(土) 01:16:02|
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初日、完売御礼。

鵺的、美術系の小道具がみっちり揃った稽古だったので稽古場の撤収はまるで引越作業、劇場入り前なのにすっかり打ち上げ気分になった役者は私だけではなかったと思う。

劇場入りの仕込み日はオフだったが衣裳を持って夕方から劇場を覗いたところ、ぞろぞろと女優たちが集まりそのまま夕食へ、川瀬陽太が合流して芝居じゃない話で大盛り上がりした息抜き日。

翌日は丸1日かけての場当たり、千田さんの照明、しっかり芝居観てくれていて嬉しい。
稽古場より間口が広くなったので芝居もやり易く、ますます本番が楽しみ。

終わりがけに小形くんとカズさんが顔を出してくれミニマムな飲み、同時進行のあれこれ気がかりも一つずつ動き出した。

さて、今日は小返しやってから見学者ありのゲネプロ、そしてバタバタと初日。
演出家の執念、しかと板に乗せようぞ。

本日の初日、おかげさまで完売となりました。
ありがとうございます。
他の日はまだお席がございますので、是非。

【昆虫系~改訂版】特設サイト→ http://www.nueteki.org/konchukei/
チケットのお申し込み(前川扱い)→ http://ticket.corich.jp/apply/21832/008/
  1. 2011/07/27(水) 10:26:58|
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あと5日。

劇場入りまであと5日、粗通しの後数日は再び頭の場面から順を追っての小返しやって最後まで辿り着いたので昨日の夜に通し、こちらはもう荒くないので芝居の当たり具合が見えてきた感じ。

役者たちは日々の手応えを呑み屋で口々に確認し合う。
それ以上に、芝居の内容が怖いので、日々追体験をして心がクサクサするせいで、他愛のない酒でほんのちょっと緩める必要があるのだろう。
誰も飲みに行かずで一人帰宅した後の落ち着かなさは、淋しさではなく恐怖の残滓なのだと思う。

笑ってしまうほど虫けら以下の人々の群像劇。
そんなものを必死になって創り上げる我々が、虫けら以下ではないナニモノかであるとは思えない。

芝居をやっていると、日常で心が動かなくなる。
心が疲弊しないよう、必要なときに充分に動かせるよう、ケチるからだ。
芝居の中の出来事にしか心が反応しなくなる。
心が動かない日常はしんどい。
わずかな日常の時間で少しでも人らしくあろうと思うと、つまらない駄々をこねたり、無茶な関わり方をしようとしたり、やたらおセンチになったり、どこか乱暴になっていく。
逃げ出したくて、次のこと、次のこと、と中途な時間の使い方で強引に先の計画を立てたりする。

これまでに、立ち向かい甲斐のある演出に出逢うことはいくつかあったけど、今回の寺十演出は、それとはちょっと違う。
作品との相性とか座組の心地よさとかの色んな背景があって、どれという根拠なのかはわからないけれど、膚に馴染む気がする。
この感覚をきちんと客席にも届けられたらと今日も心を振り絞る。

劇場入りまであと5日。
どうかお足運び戴けますよう。

【昆虫系~改訂版】特設サイト

チケットのお申し込みはこちらからどうぞ。
  1. 2011/07/20(水) 11:29:34|
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あと10日。

鵺的、劇場入りまで、あと10日。

飲み代稼ぎのために昨日は稽古をお休み。
今日も現場を入れていたのだけど、代役をやってくれている勝呂くんからの昨晩の進捗報告から、もしや今日の稽古で最後まで動線がついて次に私が稽古場に行くときには通し稽古に入るのではと不意に気持ちが焦ったので、現場を休ませてもらうことにし、午後から破門したナツコが遊びにきていたのでナツコにスイカを持たせ、夕飯休憩を狙って水天宮ピット。

まだ休憩してないなあとのんびり外ベンチで一服してたら、この芝居の大ラスを示す怖ーい台詞が聞こえてきたので慌てて稽古場に行き、そそくさ衣裳に着替えたところで飯休憩、合間に勝呂が「段取り確認しましょうか」と言ってくれたのだが「いやいい」などと突っぱねて、まずは自分の感覚のままやってみようと稽古に入ったら、案の定、代役稽古で決められた段取りのタイミングがつかめずに稽古止めさせてしまう不覚。

それでも今日の稽古ですべての動線がついたので、明日の夜からは通し稽古に入るというので、やはり2時間だけでも参加して、事故の可能性がある動きと大ラス近くの4行台詞の稽古をさせてもらえて良かったとほっとした。

陰惨な芝居を和やかに創り上げていくのだが、稽古場には常に緊張感があり、役者はバラバラに集まったのに和気藹々と、大変に居心地の良い稽古場なので、休むと家で一人淋しくなる。
それでも、稽古は残すところ10日、劇場入りはまもなく。

ぼちぼちDMが届いたせいか、チケット勢い良く出始めているようです。
マエカワ、今回はびしっと役者やってます。
ねっとりした東京の夏にぴったりな芝居です。
どうぞお早めにご予定戴けますよう。


【昆虫系~改訂版】特設サイトができました。→ http://www.nueteki.org/konchukei/index.html


チケットのお取り扱いはコチラからどうぞ。→ http://ticket.corich.jp/apply/21832/008/
  1. 2011/07/15(金) 02:07:18|
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つかのま、夏休み。

稽古を3日休ませてもらって、富山へ。

富山大学の深谷先生、高岡芸文ギャラリーの羽田君と私とが2年越しで共謀した「へばの」上映会がいよいよ実現、金曜午前に富山大学の講堂で上映、夜には芸文ギャラリーで上映とトークという計画だったので、木村文洋監督と桑原広考プロデューサーと私は前乗りしてまずは芸文ギャラリーを下見、予約がじゃんじゃん入って椅子を増設したとのこと、どんなお客さんが来てくれるんだろうと、わくわく。

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富山 高岡駅地下芸文ギャラリー http://geibungallery.jp/

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ショップ併設の展示スペースが上映会場。

全員が揃うのはこの日が初めて、居酒屋で軽く顔合わせして寝床を提供してくれた羽田くんの住まいへ行き、羽田カップルと我々トーキョーのクズどもで延々飲んで朝五時、案の定入り時間ぎりぎりの起床で顔も洗わず大学へ駆けつけ映写チェック、ワークショップに参加してくれていた片桐くんも顔を出してくれ、久々の再会。

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富山大学芸術文化学科の講堂、客席には学生、教員、一般の方も。

上映途中、車の中のファックシーンで音声が途切れるアクシデントがあるも台詞には被らずが幸い、上映後は深谷先生の進行で監督・プロデューサーの紹介、大学時代の話から映画作りのこと、作品についてなどいくつかの質疑応答、北日本新聞の取材もあって、翌日の朝刊で記事にして戴いた。

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7月9日付け北日本新聞朝刊。

奇しくも同じ金曜のまったく同時刻に芸ギャラから徒歩5分の会場で「ギ・あいうえおス」を上映する柴田剛監督らが顔を出してくれ、賑やか。
彼らは、土曜から「堀川中立売」の上映があるので、「へばの」上映会の宣伝や準備を手伝ってくれていた富山大学映画研究会の学生さんたちにしっかり宣伝、圧倒的なチームワークを見せつけて去って行った。

学食でお昼を食べて、田んぼの緑に目を細めながらぶらぶらと羽田宅に戻り、シャワーを浴びて皆で午睡とすっかり夏休み気分、これまた時間ぎりぎりに起床して羽田くんのお迎えで芸文ギャラリーに移動、映写チェックを終わらせて近所で夕食、この時点で羽田くんに対する木村くんの僻みが恨み節から叙情詩に昇華、曰く「美しい町に住み、仕事があり、アートの才能があり、カワイイ彼女がいて、広い一軒家に住んでいる。お前は勝者、俺らは敗者」。

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左・桑P  右・文洋

不真面目ながら「へばの」会場は羽田くんと深谷先生、学生さんたちに預けて、そのまま柴田チームの上映会場へ行き、一杯やりながら「ギ・あいうえおス」を鑑賞、こちらは有料設定というのもあるのか会場の雰囲気や客層も「へばの」とは違う感じ、「富山で映画撮ってる人はこっちに来るのかね」などと自虐的なボヤキを飲み込みつつ、上映終わってトークになる間に急ぎ足で「へばの」会場に戻る。

会場は満席で立ち見の出る盛況、関係者全部追い出してお客様に入って戴いても収まらずにお帰り戴いた方もいたとのこと、手伝ってくれていた学生さんたちはギャラリー前の通路でトランプなどしていて我々も恐縮、満場のお客様がほぼそのまま残って下さってのトークは羽田くんと私とへばのチームで4人、制作費のことから始まってモノ作りのこと、見せることについての考えをメインに緩い感じ、観客からの質問が続いておよそ40分で終了、学生さんたちが手際良く撤収してくれ、ギャラリースタッフらと先に打ち上げへ。

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トーク終了後の場内。

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映画研究会の学生さんとギャラリースタッフが撤収作業。

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皆さんどうもありがとう。

打ち上げの席に柴田チームから俳優・野口雄介氏が合流してくれ、先生とドライバー担当の学生さんが戻って白海老バイ貝げんげなど御馳走詰め込んでから、そのまま柴田チームの打ち上げに皆で合流、暖かく迎えてもらい深夜3時過ぎに解散、羽田宅に戻って桑Pと密談少しでようやく就寝。

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白海老・甘エビ・バイ貝の三種盛り@庄八。

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白海老の唐揚げ。
スピリチュアル・ムービーズの吉岡Pからのメールで「食べてこい」と指示が入ったのも、援護射撃としてとても嬉しかった。


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「げんげ」なる珍魚、美味しかった、特に頭。

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左・「堀川中立売」の印象が強い野口雄介氏 中・巨大なすり身団子 右・僻み詩人


朝7時に起床した羽田くんたちを寝ぼけ眼で見送って、我々もぐずぐずと起床、タクシー呼んで高岡駅に出て、喫茶店でモーニング、因みに北日本新聞によれば8日の富山はこの夏一番の猛暑日、全国でも二位の最高気温を記録したそう、「そんな日にここにいたんだなあ」と詩人。


そういやいつだったか、「へばの」上映の飲み会で「明日から富山なんだよ」などと話してた気がする。
芸ギャラが入ってる駅地下の並びにある廃墟の写真を桑Pに見せたりしたことがあったけど、数年後にぞろぞろ一緒にそこを見物することになるとは、なんだか不思議。

ぶらり立ち寄ったギャラリーで話しかけた羽田くんちに泊まるとか、その昔に六本木キャラメルの客席にいた観客が富山の地で教壇に立っていて何度もそこを訪ねるとか、つながってひろがってじんわり何かが残るこの感覚、アートの作品でも映画でも芝居でも、そういうことがちゃんと伝われば、他のことは二の次に思えてしまう。
準備してきたこの2年で何度もつまずいた「何故、富山で【へばの】なのか」という難問も、実際にそこで顔を合わせてみれば、たちまちに霧散する。

大人数で乗り込む芝居の地方公演も楽しいけど、DVD1枚持ってフットワーク軽く動ける映画は、ちょっと羨ましい。
トークでも「富山の学生は、自分の作品をなかなか人に見せたがらない」と羽田くんがぼやいていたけど、スマートフォンに自分の作品の画像データを入れて自己紹介代わりに人に見せるような子がいるとも知ったし、何せたくさんの人がわざわざ足を運んでくれたそのことが、何かの可能性になるかもしれない。

自分の身の回りだけ見てきゅうきゅうしてちゃダメだよなあ。
もっと地続きに見渡して、へらへらしてたいよなあ。

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終始リラックスしてはしゃいでいた二人、仕舞には農家の婿になる夢想で大盛り上がりしていた。


留守中は、小形くん成田くんが朝夜シフト制で帆太郎を世話してくれていた。
楽しかったなあ。ちょっとした夏休みだったなあ。
「へばの」や「ギ・あいうえおス」に出会した人たちが、こんなことやってる人たちがいるんだねえと覚えててくれたらいいなあ。
何か新しいことに触れて、若い人たちが外に出て行く勇気になったらいいなあ。
ここでの出会いがまたどこかにつながって、いつか何かに結びついたらいいなあ。


さて、明日から鵺的は昼稽古に突入、こちらのつながりはいよいよディープな方へ進んでいるに違いない。
夏休みの続きは公演終わるまでお預け。



劇団鵺的公演「昆虫系~改訂版」のチケットご予約はこちらで承ります。
  1. 2011/07/09(土) 18:16:42|
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