日曜にキャスティングの面接一件、ピーちゃんのサロンでメンテナンス、アケミちゃん付き合わせて台本の読み合わせ、万全な体勢で月曜に「愛のゆくえ(没)」がクランクイン、そういやちゃんとしたカメラ担いでるバーチャルダーリンみたの初めてだった、朝8時に荻窪駅周辺の撮影からスタートして午前中一杯はそう多くない単独シーンの屋外撮影、角を曲がれば昔住んでいた家があるはずというロケ地で懐かしかった、昼飯前に顔色悪い共演者ピックしてロケセットに移動、飯休憩後に屋外の残り撮って遮光して前半のイブニング~ナイトシーン、精鋭6人のスタッフながら1人1人が優秀で概ね快調、オミットしたとこもあったけど芝居場面を予定より多く撮って初日は終了、一場面先に上がった共演者と終電あるスタッフが帰って徒歩30分の駅前で初日打ち上げなるもスタッフ全員が監督へのダメ出しに終始、全員腹の底ぶちまけても険悪にならないのは監督が打たれ強いキャラだからなんだろう、何をやるかは後からついてくる、どんだけの人を集められるかが最初の一歩なんだから文洋にはしっかり才能があるんだな、荻窪に18時間滞在して帰宅の深夜から翌日にかけて共演者に宴席で話したことの報告、現場どうだったとお伺いしたら「まだ手探りだけど楽しい」と返ってきたから文洋はモノローグ映画捨てられるんじゃないか、監督の撮りたいものやることだけが俳優部の仕事じゃない、監督に撮れないものを、たとえ見せるだけだって、やったらいいんだと思う、コーチングでも顔見世でもなく自分の居場所がある現場は久しぶりだからどこか気負っているのかもしれない、予想以上に現場で気楽に馴染める自分がいて安堵した、戸惑ったり身構えたりしているのは私より周囲の誰かだとわかればいつもの太々しさも取り戻せる、3日なんて撮影日数あっという間だろうけど準備会の生殺しが続く間の集中できる短期決戦があるのは幸運かもしれない、重たい場面ばっかり残して2日間のオフ、しっかりメンテナンスして次のことや次の次のことにも少し触れておく、この時期の多重債務を消化すれば後がきっと楽なはず、世の中は花見に浮かれて穏やかな季節なれど、今年は勝負続きでため息つく隙もない。
- 2012/04/10(火) 13:49:30|
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