仕事部屋

ざくざくと、あの人が米を研ぐ音がする。

ここ数日バタバタで、私が暇なときには周囲が動かずじりじりしたのに私が身動き取れなくなったら急に周囲がテキパキ動き始めて焦ったり。

日曜に渋谷でドルテの「楽屋」、そりゃホンは面白いのだけど、靖子ちゃんのやりたいこともわかるのだけど、狙い所とセンスは少しも悪くないのだけど、やはりううううううううーむなところ多し、懲りるな凹むな突っ張るな、てところでしょうか。
芝居の後は一緒だった小形くん相手にだらだらバカバカしいガールズトークを聞かせながら十数日ぶりに固形物を口にし、その翌日にはまた水分のみで胃袋を宥めすかしつつ、食生活を取り戻す試み。

帆太郎の診察も1週間勘違いしてサボってしまっていたのだけど今日ようやくに連れて行った。
経過は順調、ギプスもまた短くなってリハビリ散歩の許可も出たのに、散歩してやる時間がなかったもんだから帰宅してしばらくすると部屋中飛び回って大暴れ、診察のときにも院長に「やっぱりお調子ものなんでしょうか」と言ったら院長が「まあ、そうなんでしょう」と答えたお墨付きのお調子もの炸裂、そりゃまそうだろう、何ヶ月も一歩も外を歩けずに引きこもってたんだからね、散歩=早起きしなきゃね。

水曜はACCの小説教室、長く続いている人の技術向上が目覚ましいのは書く習慣と読まれる自覚が身に付いてきたからだろう、そういう時期の原稿を読ませてもらえて嬉しいと思うし、出来不出来ではなく毎月の課題で提出してもらう作品はそれぞれの感性や目指すところ、ひいてはこれまでどんなふうに読んできたか書いてきたかまでが透けて見える気がして楽しい。
来月が今期の最終日、次シーズンは引き続きで4月から、初心者向けに同じテーマのものを皆がそれぞれに書いていくワークショップ形式で小説の書き方をおさらいするプログラムを予定している。詳細発表は今月末の予定。

小説教室が終わってからダッシュでYAPONCHIKAのドラマー・フジッコ(「モグラ町」「モグラ町1丁目」におけるモグラ楽団パーカッション担当)の韓流セレブレイトのライブ、CDで聴いたときライブ観たいなーと思った勢いみたいなもんを間近に観てファンになった、フジッコは昨夏にポール・ギルバートのサポートで全国を回っていたからか巧くなっていて、力も抜け活き活き伸び伸びでかっこ良かった。
YAPONCHIKAのライブ当日にフジッコがダブルブッキングしているので、出番の時間を調整してもらうべくその足でWastedTimeに寄ったら、いつか対バンしてくれた藤元涼子ちゃんが来ていて久々なのが嬉しく大興奮してお喋り、居座りそうになる程度に酔ったので引き揚げて電車帰宅。

YAPONCHIKA LIVE 3/19 @渋谷WastedTime 出番は21:30~ と決まりました。どうかご予定ください!

その1時間後には、こないだ買ったばっかりの加湿器が故障したと昨夜呟いたのを聞いた女神さまが加湿器を届けてくれ、ばりばり稼働中。
女神さまから差し入れでチーズのチャウダーとトマトライスなる御馳走を戴き、今日は絶対に無理矢理にでも固形物を食べるのだと決意していた通り、おいしく戴いた次第。

バイトはどこにも決まらずで絶望していたのだけど、良いタイミングでのご縁あって明日から新しい仕事をする。
これが体力勝負になりそうなんで、今月も残り10日になって今更の気合い、合間に龍さんとチラシのデザイン確認やら稽古時間の調整やら、ガンホ会では翻訳する作品の版権の確認やらウェブのデザインの意見交換やら、こそこそやってる柄じゃない計画では頭だけ悶々のフル回転だけど出向くべきところには立ち会えないままCばかり動かすやら、ヤポンチカにはスパン子(「モグラ町1丁目7番地」におけるモグラ楽団アコーディオン担当)が数曲だけ参加してくれることになり、久々原稿仕事が回ってきたりもし、諸々もろもろが動いているのだけど、身体も心も一つきりなのでひとまず稽古入りまでは黙々無休で働く覚悟。

が、「台所純情」の台本はいつ書こうか、一応、今月末は無理宣言しといたのだけど。


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目まぐるしい忙しなさって、悪くない。
暇だと自分自身の内側ばっかり覗き込んで、どんどん腰が重くなるから。

1年先やもっと先のことはいくら目を凝らしても見えないけれど、3ヶ月先はなんとなく朧に想像できる。
きっと今とさして変わらず、それでいて、新しい結びつきや術なんぞもいつの間にか覚えていて、でもまだそういうことには気づかなかったりして、ただただ同じ目まぐるしさの中を足踏みしているんだろう。
そうやってまた次の3ヶ月に向かっていく、その繰り返しと考えると、臆病も少しは霧散する。

割り切りたいわけじゃなくて、ただ、怖い。
そんなときに、そうだよねって一緒に肩を竦めてくれる人がいれば、もっといい。

すっかり腰が重くなっているから、恋だのなんだのはおっかない。
おっかないから、ずしんとお腹の底に響くくらいのものでないとびくともしなくなる。
腰が重くなってるというより、ただ怖がって自分を動かせないだけで、誰か力強い人にどんと突き飛ばされたいと思っていたりするのか、ふわりと動けない。
でもさあ、もう正直それはそれでもっとしんどいんじゃね?とも思ったりしていて、なんだかなあと愚図つく。

だから、そのまんま自然に、「ふわり」でも「ずしん」でもなく、誰かに寄り添ってみたかったりして、そうやって力を蓄えるまでの間を過ごす誰かは、きっとそれからも本当に大切な人だろうと思うし、それがその先に「ずしん」と響くのか、それとも「ふわり」「ひらり」でいつの間にかなんだよちゃんと恋してんじゃんとかになるのか、そこまで考えるより先に、もっと何も考えずにぬくぬくと目を閉じたい。

つまりまあ「台所純情」はきっとそんな話になる。
そんな話にしたい。

  1. 2011/02/17(木) 03:57:30|
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