仕事部屋

「せつないかもしれない」後半がアップされています。

こちらは#21で前半。



後半の#22もニコニコチャンネル「ゴー宣ネット道場」でアップされています。
後半部分には小林よしのりさんの笑い声や突っ込みが微かに入ってます 笑

しじみ嬢は大変に可愛らしく、会話も面白く、収録のときには「今度飲みに行きましょう」なんて言ってるのですが、もう収録が終わったその日のうちに飲みに行ってしまいました。
しじみ嬢出演の「終わってる」が5/7~13に再上映、青春H2シリーズ新作「超・悪人」(白石晃士監督)も5/14~、ともにポレポレ東中野。
「超・悪人」は試写に行けずでしたが、予告編にソソられてます。

「台所純情」、もやもやぐずぐずと稽古中、代役を務めてくれている津田牧子の代役として、京都の大学を卒業してすぐにやってきた稽古場付きのナツコが奮闘中、やっぱり脳みその若さには敵わない、おじさんたちは稽古中常に小脳梗塞を起こしているような状態だし、ウッチーは見事なでくのぼう、それぞれ反省もして改めようと努力をしているのは見て取れるのだけど、いかんせん結果に結びつかない焦れったさは、こちらより本人の方がジリジリ悔しいんだろう、人の身体能力は嫌が応にも衰える、できることでやっていく覚悟をするには衰えの現れが急速過ぎて切り替えるタイミングが掴めないといったところか、今回は頑張って貰うしかない。
でもさ、来年はもっと楽なことしようね、龍さん。

この十日ばかり体調が良くなかったのでコーチングはお休みを貰っていて今日からまた緩めに再開、コーチングとは演技指導のことで演出とは違う役割なのだけど、海外ではそれぞれの俳優にコーチがつくというほどポピュラーな仕事でありながら日本ではまだ職業として認識されていないので、プロ俳優に雇われて現場に入っているコーチは恐らく私が日本で初めてなのではないかと思う。
契約スタイルも現場での時間の使い方もまだ手探りだけど、一俳優が様々な現場を通して自分のポジションを考えるようになれば、もう少し普及するんじゃないだろうか。

芝居の稽古場でも同じことなのだけど、「できない」状態で稽古場(=現場)に入るという甘やかされた役者が多いと、当たり前ながら現場が滞る、役者のためだけにある時間じゃないのに皆が同じように時間を使うことができないのだから、必然、モノ作りのクオリティを引き上げづらい。
演出や監督という役割は、その現場を指揮する役割なので、役者にかかりっきりとはいかないし、役者にできることを基準にモノ作りをさせられるなんてのは、本来あっちゃいけないことなんじゃないのか。
てなところにコーチがいると、現場では「これをやってくれ」と発注するだけで良く、それをやるにはどうすればいいのか、どうやればできるのか的なことをやらずに済むわけで、支配したい、影響したいという我欲の強い演出や監督にはそうした割り切りが難しいだろうが、現場では大変に重宝される仕事だったりする。

事務所契約で3人という枠から始めて、今1人だけ個人契約に変更してもらったので多少調整がし易くなった。
ワークショップではそれぞれ個別で相談に乗っているけれどみっちりべったりつくことはないし、どの程度の労力が必要なのか、この二ヶ月でやりながら飲み込んでいるところで、まだまだ掌握できないこともある。
そもそも、要求に応えるという役割が好きなのか、事務所の要求+俳優の希望+現場での注文をクリアするための手段を瞬時に弾き出してできるだけ短い時間で確実に遂行させる、というお仕事の、「よし、これでいこう」と思いつく瞬間は、自分が演じることより、演出をつけることより、充足が大きいかもしれない。

人並みになることは難しくとも、なんだかんだと自分の能力を活かせる機会に巡り合えて、それなりのお金を稼げるというのは、本当に幸せなことだ。

それが食うためであれば、どんな仕事だって「食うための仕事」に変わりないと思ってはいても、どれほど飢えていたって能力のないところでは雇ってもらえないからなあ。
池袋のスナックの面接で落とされたところに、コーチングの仕事が決まったんだから、やっぱり神様はそれなりに人の使いどころを考えてるに違いない。
震災以降のスケジュールがガタガタで、稽古もあるし、日雇いの身としては待機しても実働にならず撤収という流れが続くならコンビニで働いた方が確実だよなあなどと真剣に悩んだそれも、個人契約という形で解消したし、ああなんだかちゃんと生かされてるなあ、活かすための能力なんだなあと、今更ようやくに、自分にも生きる術があるのだと思える。

「すべきこと」として出向いた投票の結果は望むものではなかったけれど、この年になって、こんな世の中になって、本当にやっと、自分が生きることと、自分が生かされていることについて、少しばかり考えるようになった。

怯えず、畏れず、諦めず。
ただ常に個を見ることで想像していけることがまだたくさんあって、東京とか日本とか世の中とかって漠然とした何かにすり替えず、あらゆる物事を個の先にあるものとして捉えれば、向き合い方が見えるんじゃないか。

そしてやはりどんなときも、私自身は私の感情を、仕事の道具以外では使いたくないと思う。

  1. 2011/04/13(水) 23:51:15|
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