仕事部屋

0819.

沈思黙考を心がけた途端に次々と頭の中の整理がつき、気持ちもだいぶ落ち着いた感じ、まあそもそもそれほどにどうってあれじゃなかったんだけども、仕事のことが常にぽこぽこ湧き出している頭に慣れているせいか、どうにもならないことぐつぐつ煮詰めて考えてる状態はなんだか自分じゃないようで落ち着かない、恋愛なんてのはどうせどうにもならんものだと開き直るより先に、自分らしい日常の落ち着きを取り戻せたところで何かに打ち勝ったような気分になる。

打ち合わせ前後でネタ探しと資料漁り、あんまり先のことに興奮してると辿り着く前に萎えてしまうので、急ぎ押さえる必要があるところにだけ触れてしばし寝かせる、目下すぐにも着手の必要があるのは月末〆切の短編だが、これは書く時間ができるまでは粘ってネタ転がし、その手前で片付ける案件にはワークショップや小説教室やコーチングのレギュラーワーク。

ワークショップの方は夏休みのせいか若い人の申込が多いので、改めて芝居の入り口、ココロザシんとこからやっていく所存、というのも、このところ若手に稽古場付きやら代役やら本役抜擢やらが続き、温かな心遣いで次の現場のお声かけを戴いたりもするのだが、とてもじゃないが安心して送り出せる状態ではない奴らばかり、芝居云々以前の問題ばかりが露見して、やはりアンダー30は人にあらずと思っていたところなのでなんとか手を打たねば、劇団じゃないし出入り自由だしでモチベーション高めを狙っているのに、そこにさえ居着けず続けられない奴がいるのも問題で、休ませたくないから参加費を割り引いたりするんだけど、そうすると泥を被るのはスタッフと主催なわけで、儲けるつもりはないが赤になったら続けることができないんだぜなどと考えると、ぼちぼちWSも休止すべきかと思ったり、しかし誰も育たないまま休止するのはつまらんなあなどとも思い、自分自身が芝居に足場を取り戻しつつある時期だから、尚のことに悩ましい。

小説教室はただただ楽しみ、入門編なのでそうすぐには作品に辿り着かないだろうけど、今期の受講生の皆さんは大変熱心なので楽しませてもらっている、また以前のように懇親会をやりたいものだが、どうしてか小説を書こうという人は余り社交が得意ではないらしく、以前の懇親会にはWSの子が数人いたのでなんとか座が保った感、小説書くってそういうことなんだろうかと、我が身を振り返って反省を試みたがわからなかった。

で、龍昇企画と鵺的の合間に思いついた長編案を、ようやく書き始めた、いやだから目下すぐにも書き始めるべくは月末の短編なのだけど、長編案はなんだか一瞬だけ気持ちが離れてしまったので放置していて、沈思黙考効果によって新しい切り口を思いついたのでちょろっと試したところ、これなら書けるという案配で、本腰入れちゃうとバイトにも行けなくなるし今月は短編も取材旅行もあるしで全部ダメにしてしまいそうだから、気持ちが離れない程度と心がけて恐る恐るに1枚ずつとかの作業、長編は当初から年内目標なので、踏ん張る。

他にもタイミングを見切らなきゃならない雑務など抱えているのだがこれまた恋愛と同じで一人じゃ何も決められない類い、連絡取れない間のじりじりだけが恋とは違って直接のダメージ、いつもとは違う役回りだからこれでもプレッシャーを感じている、しかしまあ責任あるところにはそれ以上の楽しみも隠れているに違いない、ダメ元での提案なので悲観的ではあるけれど、その分良い方向に答えが返ってきたら大はしゃぎだ。

運勢というか自分の力でどうこうする以上の人生における調子の波てのは多少あるんだろうなあ、調子悪くなるのは基本的に自分のせいだけれど、それが上がっていくときは、人様のお陰だから。

などと、いつもより少しだけ殊勝な気持ちで、44歳の誕生日を迎えた。
誕生日に贈られて嬉しかったフレーズは「礼儀正しいやんちゃ娘」。
ままならぬものも、ままなるものも、全部ひっくるめて抱えてやれ。
そして沈思黙考を心がけよと。

また1年生き延びた。また1年生き延びる。

  1. 2011/08/19(金) 03:00:19|
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