仕事部屋

you protect me.

あのとき、私はとてもうんざりしていて、自分のすることなすことに飽き飽きで、それでもまだ同じことをしなければならず、責任でも役割でもなんでもない、果てしなく自由なところにいたはずなのに結局うんざりなまんま、うんざりさせられることをし続けていて、それが大層ひと様には喜ばれるという皮肉な状況に一人勝手に傷ついて、そうしてしまう自分のことやそんなふうに思う自分のことをやっぱり延々と考えて、自分で自分を計る必要などないのだと結論したはずだったけど、いつだって少しも片付いていない問題だった、なのに次には自分でも驚くほど身軽で、そんな問題など少しも思い出さずにいられて、ほんとにこんなんでいいのかってくらいのびのびと本来そうであるべき自由な気分を楽しんでいて、それは今にして思えば、私が倦んでいた私自身をそれなりに捉えた上で、そんなものはいらないと、それほどにうんざりしてることをわざわざここでする必要はないのだと、今ここに欲しいものはそれじゃないと、最後の最後まで護ってくれる人がいたからで、それは結果がたまたまそうだったという幸運な偶然の一部なのかもしれないけれど、少なくとも私が倦むことは間違いなく何一つ不必要であったし、それじゃあどうしましょうと答えのないまま一つの方法を棄ててかかることを支持して、別の方法を見つけるまでただ黙って視ていてくれる人がいたということだけど、胡乱な私はそのことにまったく気がつかず、むしろ別の受け止め方をしてひたすら孤独を気取って闘う心構えにすらなっていた、アホやな、まるきりアホやなと今ようやく思う、それに気づいたのは今また私は凝りもせずうんざり飽き飽きするようなことをしでかしそうな気がしているからで、そうか闘うべきときはあのときじゃなくてこのときなのだと思ったことと、相変わらずうんざりすることを無意識にも私に求める人がやはりいるのだと思うことと、ではもし闘ったらどうなるのだろうと考えるとき、今の私には絶対の安全地帯としての共闘が、護るつもりがあろうとなかろうと護られるだろう結果が、何より確かなものとして、それだけが私にはあり、本当にあるのはそれだけだなあと。

そして今強く思うのは、ああ、私はあなたのような人になりたいなあと。




  1. 2012/03/22(木) 04:12:31|
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