昨日はあんなに暇だったのに目覚めたら色々やらなきゃならないのにやってないことを思い出して大焦りで動き始め、多忙な人たちの調整を一発で決めてやったぜと思ったら一ヶ月間違えて調整したつもりになっていたりして愕然、へこたれて投げっ放し状態、昨日の暇が勿体ないほどのバタバタ。
夕方の早い時間からコーチングの面接、現場しばらくないと言うので三日間だけ個人レッスンをしてみて、次の現場につくかどうかのお試し期間を設けようという結論、稼ぎにはならないが、仕事があるのは嬉しい。
終わって、急遽決めたヒラケイと小形くんとの打ち合わせ、これもバタバタあちこちにメールしたり電話したりしながらに終えて、漏らしてないかと眉間に皺寄せつつの帰宅、へろへろ日報に返信あってそのまま雑用の合間で2時間に渡るやり取り、熟考し始めたら不意に途切れてあちらが熟考か。
twitterで旗揚げ公演のときのスタッフと久々言葉を交わした、同時に公開中の「love macine」を観た睦雄が古澤くんにダメ出ししたって話、人とつながっていられることはありがたいなあ、などと思っていたら赤ペン瀧川くんが
面白い記事を書いた。
このブログのサイドバーにはメールフォームもあって勿論匿名でも送信できる、コメント欄でも非公開という選択ができてそれは管理者の私だけが読める、だから色んな人から色んなメッセージが届く、つまり受け取りたいから開いている。
だからってゴミ捨て場じゃないんだよ、とも思う。
だけどゴミ捨て場にしてくれてもいいよ、とも思う。
人の不要品が自分のお宝になることだってあるんだし。
少なくとも私は、懐かしい恋人が、おずおずと様子を報せてくれるためにも、開いていたい、匿名だろうがなんだろうが、その向こうに人がいることはわかる、だから、名乗りたくない、名乗れない、名乗らない心情を重ねて、受け取る。
何が返せるかわからない。
それは、客席の暗闇と同じだ。
瀧川くんは、あの記事を書くのに力つきたことだろう、どれほど気遣って書いたのか、読者を、記事にしたその人を、自分の仕事や立場や役割を、エンターテナーだな、ただの赤ペンじゃない、血のにじむ赤ペンだったりしてるんだろう、思うにエンターテナーの本質は生真面目さだと思う。
瀧川くんがどんなに生真面目でいい奴かと言うと、彼はたまにUstでネタ作り中の自分動画を配信しているのだけど、それを観ながら「ピースしてみせろ」とか「タバコを逆さまに咥えて火をつけろ」とかメールで指示を送ると全部やってくれるくらい生真面目でいい奴だ、しかも無駄口なく。
それに比べれば私なんかただの個人主義だ、知人や友人や家族は犠牲にするけれど、誰だかわからない向こう側にいる人にはそれができない、まあ、ヘタレの一種、ネット弁慶というか文字弁慶なんである、個人的な関わりにおいても、常に文字の方が饒舌で社交的なんだよなあ。
「あなたのお役に立てるなら」と呟きそうになって、世の中廻ってるなあと思った、私にもそう思ってくれる誰かがいて、今日一日を乗り切った、大切な人に負担を背負わせることは怖いことでもあるのだけれど、それでも関わってもらいたいと思えばそうする、そして「ありがとう」と言う。
瀧川くんがホンモノの「あかね」さんの汚名を晴らせて良かった。ほんとうに。
- 2012/05/25(金) 03:34:12|
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