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仕事部屋

やがて私を失う。

仕事のトラブルと稽古のプレッシャーと日常のストレスで昨夜はとうとうダウン、小形くんは打ち合わせに出ていたしアケミちゃんはまだ帰ってないしの時間帯で近場の後輩KにSOS発信、まずは台所の包丁をバスタオルで包んでガムテ巻き、次に大量に飲んでしまいそうな薬を流しに捨てて、最後は自分の両手首をガムテで拘束、後輩Kは道に迷いながらも「今行きますからね、すぐですからね、大丈夫ですからね」と小まめに電話くれ、その間にアケミちゃんが「大丈夫ですか、寄りましょうか」と電話くれたのだけどK向かってくれてるから大丈夫と応え、ありがとうアケミちゃんこういうときは男の人でなきゃダメなんだよと胸の内、到着したKにぐるぐる巻きにした手首を解放してもらい一服、Kは他愛のない話をしながらしくしく泣き続ける私のそばに朝まで寄り添っていてくれた、ありがたいやら申し訳ないやら情けないやら染み入るやら、この気持ちどっかで経験したなあと不意に思い出したのは「ブレイクタウン物語」、兄貴分に捨てられてその舎弟と心中したのは16歳のときだったのに、うんざりするほど成長してないじゃないか、こういうときほどバーチャルにも仮にも甘えられず「借」になってしまうのがたちの悪さだなあ、助けを求めていないからいてくれないことを恨みはしないけれど、助けを求めないのは応えてもらえない怖さを知っているからに違いない、よくよく考えてみれば受け入れると受け止めるはまるで違うことなのにと、不意に見えてきたりもしたけれど、今は何も考えちゃいけないと無理矢理にねじ伏せる、助けを求めたときに応えてくれる人がいる幸せと、何一つ求められてはいないような不幸せの隙間で、ココロのゆくえが今は何一つわからない、こんな状態で稽古入るのやだなあとか思うとまた追い込まれるばかりだけど日々は容赦がない、それを安定と感じるか淀んだ濁りと感じるかは自分の状態次第だけれど、「ここにいる」自分にうんざりすることだって、たまにはある。


  1. 2012/05/26(土) 13:37:03|
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