病欠後の稽古に出発する1時間前にようやく微熱程度まで下がったので気合い入れて稽古場、病欠前に改訂した30ページ分を打ち直した原稿を配って軽く読み合わせ、これまでついてた段取りも全部変更して一気に段取りをつけていく、確かに私の演出は大雑把なのでペース早いのだがそれにがっつりついてくる役者陣はほんとに見事な集中力、龍昇企画では何度も「あさこ、ちょっと待って、ちょっと待って、いっぺんに覚えらんないよ」と泣きが入るので毎日のスケジュールを早めに立てて「今日は#1~4まで」と区切っていたし、そういうやり方でいきますと今回も宣言したのだけど、皆が余りにも飲み込み早いので少ない場面だと時間が余ってしまう、改定後の台本は場面が20あって15までが前半で16からが後半というバランス、この日ようやく後半部分まで全部の段取りがついたのだけど残すは一つオープニングをやっていない、これもいつも通りのやり方でオープニングだけは一番最後に作ることにしている、私の場合は台本で書き込むオープニングが面白かった試しがない、つまり書く段階でイメージできない、全編が見えてからイメージが湧くのを待って湧いたときにその場で作るのがいつもで、大好きなモグラ町のオープニングもそうやって出来上がった、明日は予め決めていた稽古休み、明けてからのスケジュールを稽古終わりに取り決めて早め解散、べべさんとお喋りしながら真っ直ぐに帰宅、体調は稽古始まった途端に良くなった、むしろ絶好調でぶいぶい遊びに行きたいくらいだ行かないけど、思えば高熱が出ただけで喉にも鼻にもこなかった、ということは病欠前に稽古場で台本の改訂作業をやっての知恵熱だったんだろう、そういや初めてエロ短編を書いたときにはエロ熱が出たんだよなあ、昨日分の雑務を黙々でまた夜更かしの時間帯だが明日は稽古休み、段取り一通りつけてからの稽古休みは貴重なリフレッシュ日なので芝居のことはできるだけ考えないで過ごしたい、できるだけ。
- 2012/06/15(金) 02:34:05|
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