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仕事部屋

人にはそれぞれの寄り添い方がある。

理由あって凹みかけ、twitterでぼやいたり沈思黙考したり日報で愚痴ったり、最初はからかい過ぎて私を怒らせた、ついこないだの時には掌握できずに見逃して株を取られた、次があればこうしようと思っていたのか大変迅速かつ的確なるフォロー、泣いて笑って安らいで落ちずに済んだ、言葉にしないことをたくさん盗んで些細なことに「ははあ、なるほど」と今更の納得、ちょっと前はいちいち言葉にするようなところもあったのに、言葉がなくなるのは理由がいらなくなったからなのかもしれない、知るってことはデータの項目を埋めることじゃなくてこうした約しい断片を紡ぐことでしかないんだなあ、1年前の同じ日に誰とどこにいたのかを思い出すとき、きっと同じことを思ったのだ、オトナになると時間の流れがどんどん早くなるものだけど、セセラギめいたこの時間がゆっくり静かに束ねられていつかは海になるだろう面白さ、人から受ける優しさは、その人が欲する優しさなのだと思うから、痛むときは学ぶとき、模索し続ける部分もまだまだ残っているけれど、すっかり承知で反応できる部分もそれなりに嵩んでる、昔から「付き合う」ってなんだろうと理解できずにいたけれど、付き合うんじゃなくて寄り添うんでいいんじゃないかと、目前の即答にちりっと痛んだことはナイショにして、ちょっと甘めの覚悟か深読みの推察か、こういうのいいな、こういうのがいいな、穏やかに緩やかに日常に戻って、再びのタフモード。


  1. 2012/07/17(火) 03:35:55|
  2. 雑感
  3. | trackback:0
  4. | comment:2
<<罪人。

comment

前川さんこんにちは。お芝居の感想を書かせてください。
『コルセット』は、自分にとっては「いろいろ呑みくだしやすいなあ」と感じながら、気分良く観ていられるお芝居でした。
さまざまな印象がきちんきちんと良い場所に収まって、オブジェみたいに心地好いバランスを形づくっていくという感じでした。
通常あり得ない組み合わせの場面同士が直結していること、距離を無視してメッセージとそれを誰かが必要としている瞬間が重なってしまうこと。演劇はそういうめちゃくちゃをひとつの立体として、破綻なく成立させてしまいますね。夢と現実を代わるがわる生きながら、ほとんどそのことに疑問を持たない、人間のあり方に似ているなと思います。それを目の前の舞台で生きている人たちが繰り広げているということは、たいへんぜいたくで独特なことだなと思います。
前川さんのお芝居を何度か観ているうちに、専業ではない役者さんのことを意識するようになりました。
スーパーでレジ担当をしている女の人や、小さなお店でクレープを焼いてる男の人とか、一面を見ているだけではほとんどわからない、別の世界を持っていてもおかしくないなと思ったりして。人一人が見ているまるで知らない広い世界を想像すると、とても自由な感じがします。
今回のお芝居で、生まれて初めて舞台の上の女優さんの姿の美しいことに見とれるという経験をした気がします。もしちゃんとものを見て生きて来たのなら、アイドルファンかなにかであったかもしれない自分の人生なども想像しました。
いろんな世界に首を突っ込まなければ、芯のある実感なんて持てないんだなと思います。前川さんのことを知ったことに限っては、インターネットに感謝しなければ。
またお芝居を観に行きたいと思います。いつも拙い挨拶になってしまって後でしおれるのですが、またお目にかかれればと思います。
それでは。
  1. 2012/07/19(木) 00:09:30 |
  2. URL |
  3. レフ #-
  4. [ edit]

>レフさん

ありがとう。
うまい言葉が見つかりません。
ただ、観てくれてありがとう。
本当に。
心から。
  1. 2012/07/19(木) 04:07:52 |
  2. URL |
  3. まえかわ  #-
  4. [ edit]

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