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仕事部屋

吉岡の受賞祝いは今週末なので、見逃してしまいそうだったから、花見もちゃんと行きました。
ボーイフレンドの友人たちと、代々木公園の夜桜で、まったりしたいい宴会。
こないだ紹介されたばっかりのお友達が、ちゃんと本を買って読んでくれていたりして、とても嬉しかった。しかも「鬼瑠璃草」なんて渋いところまで見つけてくれて。ありがとう。

昨日は小雨の午後、渋谷でボーイフレンドとランチ。
いやあ、なんだかねえ、この頃彼はなかなかに凛々しくて素敵なのですよ。
スーツ姿のせいかもしれないが。

あたしは、スーツに弱い。あと、眼鏡。
子供の頃から周囲にスーツ着る人種がまったくいなくて馴れてないからなんだろうけれど、まったく男はスーツで三割増なわけです。そして眼鏡で二割増だから、平日にボーイフレンドに逢うとそのルックスだけで五割増しになってる 笑

この頃になって、逢うたび案外こいつあたしのストライクゾーンなのかと思い始めた。
ど真ん中はデニス・ホッパーだから、そうと認めたくはないけれど。
愛着っていうんですか、情っていうんですか。
少なくとも、もう待ち合わせのときにどれが彼だかと不安になることはなくなった感じ。

DVDでCAPOTE、「冷血」の解釈としてもの凄く正しい映画。
「これを読んだら~」をこういうふうに書ければかっちょよくなっただろうに、そのへんが誇り高き作家と埃まみれな作家の違いなのでしょうか。
「小説家を見つけたら」にはなかった痛みに誘発されて仕事する気になったので、そのままブログのストックを一週分やっつけて朝六時、CAPOTE効果も消滅。

〆切ない間はすっかり解放されて暇だ暇だとだらだら遊び続けていたので、文庫のゲラも後回しにしてたし、協会から来た書類もそのまま積んであるし、相変わらず長篇の準備は何も進んでいない。実はちっとも暇じゃなかったと気づけば〆切は来週だし、取材旅行は日程をFIXしちゃったし、急遽また別の文庫のゲラが届くことになったし、短編のネタすら出してないしで、やる気になるどころかすっかり逃げ出したい気分。
つくづくあたしは怠け者なのだと思う。
しかも、そのくせ小心者だから、ぐずぐずサボりながらきりきり気持ちばかりが焦って、とても無益な時間を生み出している。

今月中に他人のセックスを三本も撮らなきゃならないという二村がせっかくタイミングを見つけて誘ってくれたのに、そんなわけで逢えず。ぼちぼちいつもの大顰蹙を繰り広げたいのだが、来月になりそうだ。てか、いつの間に、二村に逢わないと淋しいと思うようになってしまったのか。出逢った頃も一過性だったしその後長いこと年賀状を貰うだけだったのに、大人の友達って不思議。

ああ、そんなことをぼんやり考えていたら、自分がその昔に若くて馬鹿だったときのことを思い出して、猛烈に恥ずかしくなった。ちぇっ。

  1. 2007/04/04(水) 06:31:39|
  2. 雑感
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<<真実は、いつも単純で、無意味なものだ。

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