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仕事部屋

執行猶予。

退院して10日、自宅でのらくらにも飽きてきた、病院の規則正しいのらくらはとても身体に良いのだなあ、正月からベッドでひたすらにDr.HOUSEマラソン、ヒトと会ったのはMrs.fictionsの生駒くんが遊びに来てくれて飲んだのと整体の先生くらいか、初夢には3日が命日だったからか母親が出てきた、私と母は口汚い大喧嘩をしていたが現実では母に会ったことのないセンキちゃんが間に入り母親と仲良くしてくれていた。

4日に転院先の病院に行ったら正月営業で受付が早仕舞い、5日に出直したがMRIもベッドも予約が一杯だとかで検査が先送り、前の医者には一刻も早く手術をしろと煽られていたので拍子抜け、入院に備えてすっかり冷蔵庫を空けていたから食材の買い出しをして帰宅、体調の悪いときはどうやっても料理が不味くなるが今日の鶏団子スープは最上の出来だったのでちょっとは調子を取り戻しているのか。

アマゾンから注文した覚えのないフットマッサージャーが届きご贔屓さんからのお見舞いと判って小躍り、持ち運べるシート型なので愛用しそうだけどこれがあるとベッドから出たくなくなる、まだまだ寝てろということなのか、何年も働かずにいたのにここ数年ちょっと真面目に働いただけで休んでいる自分に自己嫌悪するようになるんだから、やはり労働には人生を変える力があるんだろう。

バイトをしろ貯金をしろ保険に入れと龍さんに叱られて入った保険を思い出し問い合せたら未払分の保険料を支払えば契約継続扱いにしてくれることになったので保険料を稼がねばならないのだが、家の中でも机の前にいるのは3時間が限界、メールやらの雑務もすべてベッドの中で、作業しているうちに眠ってしまったりもする、現場に出ればサボれないし立ちっ放しや走り回るようなこともある、何より集中力に欠けている、不調が言い訳にならない仕事だからまだバイトはちょっとキツいだろうなあ。

検査が終わらないとどんな手術になるのか手術で完治するのかどれくらい入院していればいいのかが何もわからない、痛みには慣れたので熱が出なければ日常に戻れそうなのに、無理すると本格的日常復帰がまたもっと遠ざかりそうで何をするにも弱腰、原稿作業も棚上げのままだし執行猶予か保護観察かの日々がまったく不毛、生活不安もあるし手術もまだ先になりそうだし無理してでも働きに出た方が精神安定になるやもしれない。

ふと思い返したらこの不調は昨年の2月に自覚したのだった、やり過ごしていたのだけどどうにもならず8月に一度診察を受け、精密検査はせずに様子見ということになったのに、以降は稽古だのなんだので忙しくなって放置、今回の入院では様子見していた一つの病気の悪化が原因で更に二つの病気を併発していて、その治療が終わったらもう一つ別の病気が見つかった、どれも持病と関係しているのかはまだわからないが、タフなつもりだったのに満身創痍で唖然。

父が亡くなったのと同じ年齢だしなあなどとつまらぬ悲観もするがそんなに大げさなことでもなかろうと楽観もする、手術で完治しないようならずるずる不健康に長生きするより何もせずにタイムリミット一杯を自由に過ごしたいとも思う、心だか頭だかを病んだ時もあったのでその苦しみに比べれば身体の病気は判り易い、暇に任せてサボってるだけですべきことがあればどうせ無理する自分もよく知っている。

Dr.HOUSEに出てくる症例みたいに病気が原因で人格が変わるとかあればいいのに、別人格でやる芝居や小説がどんなものになるのか興味深いじゃないか。


  1. 2013/01/07(月) 03:44:39|
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