サボっていたわけじゃないんだけど、いつもよりちょっとだけ忙しい。
まず、取材旅行の日程をフィックスさせてしまったので、それまでに前倒しでやるべき仕事が割とあって、ああやっぱり連載の再開前に行っておくべきであったと反省しつつ、ぶうたれながら仕事をしている。しかしまだまだ、机の上には次々届く案件が積み上げられていて、どうにも減っていかない。
次に、そんな状況でもりもり書かなきゃならないにも拘らず、これまで使っていた携帯電話を棄ててWILLCOMに乗り換えたもんだから、あれこれの登録やカスタマイズに気を取られて丸一日中いじってたりして仕事はまったく進まない。
その上、他の仔より発育の遅かった仔犬長女に先天性の疾患があることがわかり、これが食餌の与え方の工夫でしかよい状態を保てないという厄介なものなので、他の仔が家中を走り回るくらいに育っている中、長女だけ特別な保護を必要としていて、まったく手が離せない。
お陰で、親方はなんだか落ち込み気味で、ゆううつな顔してため息をついていたりもするし、仔犬よりむしろそんな親方の様子が心配だったりもする。
そんなこんなしているうちに、秘密プロジェクトのコーチが帰国したので、またお互いのスケジュールを調整しようとしているのだが、なかなかままならず、コーチ不在中に進めておく予定だったことはちっとも進んでいないし、いくらのんびりコツコツ推進のプロジェクトとはいえ、これで見通しが立つのかと少なからず心配になってきた。
そういえば、来年の龍昇企画の芝居も日程がフィックスした。出先の電話で聞いたので日程メモしてFAXしといてくれるよう頼んだのに未だに届いていないけど、確か3月の上旬。
タイトルは「もぐら町」、去年やった「真夜中のマクベス」を下敷きにして書いたまったく別の話で去年渡したときには没になった、つまり漱石の「行人」とシェイクスピアの「マクベス」をモチーフにしている。久々に演出やれるのが嬉しい。
それから、小遣い稼ぎでボーイフレンドの仕事を手伝うようになったので、それはなんだかワーキングガールじゃんと楽しいが、ちゃんとプレゼンや打ち合わせに行ったりもして、馴れない仕事にみしみしと責任やプレッシャーを感じる中、仕事の早さだけを自慢に大真面目な取り組みっぶりなんである。
ところが、こうなって初めて親方が俄なヤキモチを見せ始め、曰く「彼氏だのなんだのと言ってる分にはちっとも構わないのだが、仕事となると危機感を持つ」んだそうで、それはつまり、あたしが日頃からこと仕事という名目には一心不乱な傾倒を見せているからなのだろうけれど、危機感を持たれることは不安要素であっても明らかな嫉妬心を見せられるとむずむず嬉しくて、うふふ、なんて思ってしまう。
そんなさなかの週末にはカナリアのライブにも行ったし、小形が仕切ってくれたお陰で吉岡の受賞祝いも一応はかっこついた。吉岡らと久々に新宿へ出向いたのだが、やっぱり行く先々にどこかほっとする感じもあって、渡部とよく飲んだ店→北見ちゃんのところ→朝方のdmと、かつて馴染んだコースを回って、出勤ラッシュも終わった頃に電車で帰宅というハードさも懐かしい。
そして今日は、ボーイフレンドとランチだったのだが朝まで原稿作業をしていたので寝坊、「おいおい、今日デートなんじゃないのか」と親方に起こされた次第。それを話したらボーイフレンドは「俺ならシメシメと思って絶対に起こさない」とぽつり。
一旦帰宅して仕事の整理を少ししたら、夜は年末ぶりのMARCO会でまた飲みに。
まあ、相変わらずそんなこんなの日常で、週末の京都行きまでにどれだけ用事が終わるのやら。
今のところ、手つかずのゲラ二本は旅のお供になる予定。
- 2007/04/10(火) 17:42:35|
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