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仕事部屋

負傷、その後。

昨日の午後に近所の総合病院を受診、スポーツクリニックとやらに回されてレントゲンは撮ったものの「捻挫、捻挫」と体育会系の対応に気持ちが癒えぬまま帰宅したところ、負傷の知らせを聞きつけた昔のボーイフレンドが鍼灸で劇的に捻挫を改善した人の様子をメールしてくれていた。

弟子に鍼をやってるのがいるんだけど、まだ動ける程度なのにわざわざ来てもらうのも申し訳なく、といってこちらが出向くのはちと遠い。
教えてもらった鍼灸院がWastedTimeのすぐ向かいだったのも都合よく、タクシーで乗り付けて受診。

20分の鍼とお灸でみるみる腫れが退き、ちょっと床に着いただけで走る痛みも消えたので、馴れない松葉杖の使用と原生林の登山及び滑降下山で力が入らなくなっていた両腕+右足にも鍼を打ってもらう。
お陰で帰りは松葉杖ながら軽やかなステップ、今日のドリフライブの前にも予約したから、うまくいけば難所と覚悟していたWastedTimeへの階段も一気に飛び降りられるのではないか。
鍼の先生が若くてなかなかキュートなのだが、体が弱ってるときって、どうしてこう揺れるのか。

そう言えば、旅行中の車椅子使用で、映画の「ジョゼと虎と魚たち」を思い出したんだった。
映画を観たときには弱者との恋愛って歪な自己愛だなあ、ありゃ抱えるのしんどいやろなあと感じたのだけれど、歪ならではの強さ、体の奥底まで捩じ込まれていくような愛の感覚っていうのが、なんとなく、体感できた気がする。
依存:逆依存より、もちょっと複雑なもの。世話する側にあるのは支配欲の充足、広げれば監禁飼育願望にも転じそうな、微かにほの暗い部分。される側にも、多分、同じものがある。
まあ、つまるところは加減なのだが。

うちの親方も、ベッドに寝ているあたしを見下ろして満足げに「ふははははは」と笑っている。
ちくしょー。早く回復して、また遊び歩いてやるー。

さて、いよいよ。
来週月曜の夜9時から、ケータイlivedoorの携帯小説「ブルーハーツ season2」が配信。

今回は、新しい試みとして、岩清水さやか嬢による「書き下ろし待ち受け画像」がリンクする。小説誌の短編にある挿絵と同じ感覚で、毎週書き下ろしてもらうんだからスゴい。
そして、今シーズンはブログが先行。先週分からすでにseason2のエピソードに先行しての話題が展開中。小説のスタイルは相変わらず主人公が週代わりの輪舞形式だが、今シーズンは毎週ごとに恋愛のステップを順に追ったテーマをつけている。

つまり、これを全部同じ主人公で通して書けば長篇恋愛小説が書けるってことなのだが、読み飛ばされてナンボの携帯小説で、それをやるつもりはない。
拘るのは、あくまでも、そこらへんにありそうな恋のあれこれ、一瞬に覗ける断片。
「ブルーハーツ season1」も、現在書籍化の準備が着々と進行中なので、詳細が決まり次第、ご報告します。

…てことは、また〆切、〆切、〆切の三ヶ月が始まったということだ。
ちくしょー。恋人が一人や二人じゃネタが足りん。といってこれ以上抱え込むのは身が持たん。
他のことは妄想逞しく書けるのに、なんで恋愛モノだけは実感と経験でしか書けないんだ?
恋愛モノばっかり書くようになったら、早死にしそうだなあ。
  1. 2007/04/20(金) 10:23:39|
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<<あたしだけが棄てない。

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