仕事部屋

脱落記。

4月の半ばから新しい仕事の研修を受けていたのだけど先日の卒業試験にパスできず研修時間をオーバーしたので退職、時給と知識を戴いて会社の利益になれない研修詐欺のようなそれが申し訳ない、つくづくマニュアルのある仕事がこなせない性質と思い知って、今度はそこを強化すべく製造工場とかを狙う所存。

この歳になっても何がしたいのか何になりたいのかとしばしば考える、未だ何とは答えられないが目先の考えとしては日々新しくありたい、昨日より良い今日を、今日より良い明日を迎えたい、「良い」の基準は身勝手なものだけど、そうやってひとまずの一歩を奮い立たせるだけで力尽きている。

ちゃんとノウハウを教わってやってみたい職業があるのに新しいことを身につけるための吸収力とか記憶力は日々刻々と衰えていく、昼は日常の諸々をやりたいからバイトは夜勤が良いと思っていたのにこの頃は夜勤明けで家のことをやる体力がない、そういや来月は手術前提の検査があるからまた寝込むかもしれない。

見知らぬ土地で世捨て人になってトレーラーハウスで暮らしたいとか、都心の片隅でしみったれた食堂をやりたいとか。

しかし働くことそのものは愉しくて、自己満足紙一重な演劇やら小説やらの不確かさより人員として明確に必要とされていることが報酬によって証明される労働は精神的な支えになっている、やりたいことのために働く人はやりたいことができなくなったら働けなくなってしまうのかもしれない、私のように働くことそのものが目的の人は働けなくなったらどうするんだろう。

夜勤明けで朝食のパンを買って帰るときにダンボールを拾っているホームレスとすれ違って、「このパンいりませんか」と声をかけそうになった。

パンは私にも必要なのに。


  1. 2016/06/22(水) 08:49:38|
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