理想の高いヒトは、いつか理想の壁に押し潰される。
幻想と諦めているヒトは、いつか足下の穴に落ちる。
ただ、ひたむきに、今すべきことを、黙々と。
ぐちったり、地団駄踏んだり、泣いたり、わめいたり、憧れたり、妬んだり、軽蔑したり、裏切られたりしながら。
上や下や辺りをきょろきょろ見てばかりいないで、自分の掌をしっかり見つめなきゃ。
今すべきことをしてないヒトほど、絶望に迷い込む。
今すべきことをしているヒトには、絶望する暇がない。
行くとか帰るとかって、なんだろう。
帰るところのないあたしには、想像がつかないけれど。
自分でありさえすれば、どこだって同じなんだから、居心地で択べばいい。
時間やお金や友人は作ればいい。
作ろうとしても作り出せないものを持っているうちは、何よりそれを護ればいい。
すべきことはたくさんあるけど、できることはそう多くない。
つまりは、できること全部を片っ端からやっていけば、絶望せずに過ごせるんだろう。
ただなんとなく生きていけるしぶとさを手に入れたければ、今できることのすべてをやってみるしかない。
明日が見えないのは今日をちゃんと生きていないからで。
今日をしっかり生きていれば、明日は必ずくるわけで。
年のいったヒトに同じことは言えないけど、あなたはまだ若いから、続けるだけで必ず何ものかになれる。「やめない」って才能が、どんなことにも一番大事なんだから。
明日逢えないのはとても淋しいけれど、あなたがたった今もちゃんと生きてると信じている。
元気でやってらっしゃい。
- 2007/06/24(日) 01:01:41|
- 雑感
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