「これを読んだら~」で取材させてもらったS君、こまめに連絡をくれるし、運良く東京に戻っていれば一年に一回くらいの割合で逢いに出向いてくれる。
当時は「俺、金が稼ぎたいんすよ」とかぶっ飛ばしたくなるようなことを言っていた彼も、その後は研究に目覚めたし、こないだ訊いた話だと会社作ったとか言ってたし、まさに人生大躍進中らしい。
その彼の研究、熱心に説明してくれたし、研究室も覗かせてもらったりしたけれど、阿呆なあたしは正直一度も理解が及んだことがない。
けど、
この記事を見つけて、ああ、これだこれだと思った。
多分、S君はこれをやってるんだと思う。そしてB君はどこでどうしているのやら。
因みに、当時あたしを振ったI君は、色んな縁がつながっているので割とちょくちょく顔を合わせる。
「こいつ、あたしのこと振ったからさあ」「ええっ、振ってないよ」なんて会話をするくらいには近しい間柄だが、いやもう、さすがに三十とかになるとあたしが惹かれた輝きみたいなもんは失せているわけだが、これから良い男になるであろう半熟な感じもまた妙に色っぽくて素敵ですな。
ドトールやファミレスで朝まで話し込んだあの時間は、あたしにとっての大学生活だった。S君とかには、あたしが婆さんになっても遊んでもらいたいし、いつかはちゃんと隅々までわかるように研究のことを教えてもらいたい。
逢えないままのB君も、ばりばり働いているに違いないI君も、もちろんS君も、その他、学校で知り合ったあの女の子やあの男の子たち、どうかみんな、人生に事故のないよう願っているよ。
- 2008/05/03(土) 23:53:16|
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