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仕事部屋

伊映画「映画のようには愛せない」は映画の撮影現場における俳優同士の恋愛、女優になれない女の現実は女になれない女優に過ぎず、居場所のなさが小さな命の実感を欲するんだろう。
よく出来たお話で、どこまでもリアルなエピソード、現実的すぎてせっかくのイタリア映画なのにちっともロマンチックな気分にならないけど、「ふふん、キチガイめ」と含み笑いで痛みを誤摩化しつつ。
俳優ってのは太陽を仰ぐ向日葵のように破滅に向かっていく性なのだ、「世の中の人間には男と女と俳優の三種類しか存在しない」とは誰の台詞だったか。
幸いこんな男には出会わなかったが、こんな恋愛ばっかしてきたらそりゃちょっとどっかおかしくなるわな、と実感、ならば画になる破滅へ、更には物語になる破滅へ。

先週末に髪をばっさり切った、こないだも切ったんだけどどうにもまとまらず、ブレイズとパーマで痛んでいた部分をちょっきんとしたらプール通いの小学生みたい、襟足が涼しくてよいです。

みどりさんもようやく初花でオクテを返上、しばらく気軽な外出ができなくて可哀想だけど仕方あんめえ。

気づけば今月も怒濤の如く過ぎようとしている、長篇のシノプシスは気負いが抜けなくて未だ手つかず、月アタマからは〆切四本が立て続け、終えたらワークショップで一週間、合間にいくつか観たいライブもあって、結局今年もまとまった夏休みは取れそうにない。
子供の頃から夏休みなんてもんはなかったから、いつも通り、ただ暑い毎日を送るだけなのだけど、盆暮れ正月に帰省する実家もなく微妙に空いた感じがするトーキョーで淡々といつもと同じ毎日を迎えるたび、ちょっとだけ淋しくなる。

まあ皆さん、親が無事なうちに盆暮れ正月には顔見せに帰るがよろしい。
「帰ってやろうかな」と思うようになれば、子の役割を終える時期が近づいてるってことだろうし、その役割を果たさないとほんとの人生は始まらないもんだろうから。


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  1. 2008/07/27(日) 15:18:29|
  2. 雑感
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