FC2ブログ
仕事部屋

昨日はワークショップの稽古にみどりさんが参加、出演させようかどうしようか、まだ迷っているのだけど、みどりさん、すごく普通に反応していて面白かった。役者が「勝てるわけねえよ!」と、勝負するつもりになっているのが可笑しい。
発表会は短い公演なので、3時から来ている人たちは、一日に4回通し稽古をしている。
そういう人たちが流れを掴んでリードできるようになるので、終わるとへとへとになっていて可哀想だけど、頼もしい。仕事が終わってから駆けつけてくる人たちも、遅れて来た分集中力勝負になって、へとへと組を支えてくれている。
自分がすべきことをわかっている人たちが集まると、自然、そういう作用が現れるもんなんだな。

自分じゃない誰かになることが、一番自分そのものを曝すことになるという不思議。
自分を剥き出しに曝すほど、自分じゃない誰かにすり替わっていく不可解。
その不思議と不可解の隙間に、ひたっと体を滑り込ませる心地よさ。

劇はいつも、観る人と演る人の間にある。

彼らの時間を「劇」にするために、どうか観てやってください。


  1. 2008/08/22(金) 10:48:36|
  2. 雑感
  3. | trackback:0
  4. | comment:0
<<タイトルなし

comment

contribute

display in just the manager

trackback

Trackback URL
http://workroom.jp/tb.php/435-1699bd3d
trackback for FC2 user