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仕事部屋

イラン映画「オフサイド・ガールズ」(原題「オフサイド」)、サッカーの試合が観たいが為、女性の立ち入りが禁止されている競技場へ男装して乗り込んだ少女たちと、彼女らを逮捕したはいいがあれやこれやで持て余す兵隊たちのPeacefulな映画、平和を渇望する国だからこんなに優しく、女性差別のある国だからこんなに可愛らしい映画が作れるのかもしれない、やっぱり男は間抜けでナンボ、これって元気な少女たちの物語じゃなくて抑圧に喘ぐ男たちの愛の深さの物語だ。

インフルエンザで寝込んだ既婚の女友達が、旦那が飯を作らないと怒り狂って電話をしてきた、作りに行こうかと言ったが餓死するか離婚するかの覚悟があると言う。
女ってのは結局のところ、完璧な庇護の下での完璧な自由を求めているんだなあ。
それを女のワガママと思う男なんぞはなから相手にしないのが正解、それぞれの本能がそういうふうになってるのに平和ボケして本能が未発達な男にかまけるうち自分の本能まで鈍らせてしまったら生きてくのもしんどかろう。

だって生活に必要な家事炊事がそれぞれ自分でできないような奴とずっと人生を共にしたいと思う人なんているだろうか、大概は誤摩化されて騙されてるんじゃないか。
熱出して寝込むたんびにコンビニ弁当の人生なんてまともじゃない、といってふらふらしながらでも台所に立つしか選択肢がないなんてもっとまともじゃない。
子供がいれば違うのかもって、女房の為にはしないことを、自分の子供の為にはするんだったら本質は同じ、いいお父さんなんて妥協してあんたは幸せなのかって話。

「昔の男は貧乏だったから、油ぎっとりのものすごくまずい炒飯を作って、すげえまずいからお前は食うな、がっはっはって笑ってて、あの時はだったらホカ弁でいいからなんか買って来てよって腹が立ったけど、思えば最高にイイ男だったのねえ」に共感。

幸い女友達はばりばり働いて稼ぐ人種、もちろん家事も炊事も人並みにこなす、一方その旦那は会社行って仕事するだけで日常のことが一切できない人種、「できるできないじゃなくて、やるやらないなのよ!」と、かつてあたしが演出家として彼女に言ったセリフをそのまま旦那にぶつけたそうだが、やらない開き直りほどたちの悪いもんはないわけで、あたしは一時間かけて誠心誠意と全身全霊で彼女に離婚を勧めた次第。

おためごかしに慣れてしまったニッポン女子よ、傷つきたくない小賢しさばっかり巧みになって図太さを忘れてしまったSuper Peacefulなニッポン男子にはそろそろ見切りをつけた方がいいんじゃないか。
  1. 2009/02/04(水) 20:18:14|
  2. 雑感
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<<タイトルなし

comment

ぼくは相方が寝込んでいれば、炊事洗濯なんでもします。喜んでもらえるような盛り付けかたまで考えてしまうくらい丁寧にやります。女はこうあれみたいな考え方はしないし、できない。でもそれは自分が弱いからなんだとも思います。あなたが必要なんですよって気持ちの現れなんだと。

歳を重ねるごとに、助け合ったり、ときにけんかしたり、愛情をストレートに表現しあえることってしたくてもなかなかできなくなってきました。だからこそ、相手が弱っているとき優しくできるチャンスだーっておもうんですけど、そんなときは会いたくないって女子もいるから困っちゃいます(笑)
  1. 2009/02/05(木) 22:56:32 |
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  3. じゅん #-
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