G-STARの新しいデニムをうっかり他のものと一緒に洗ってしまいTシャツが色移りで全滅した、ネットで検索してどこかのブログに「魔法のように」と紹介されていたダイロンのカラーリムーバーとやらを購入し、試したところ、まったく「魔法のように」元通りでびっくり、すげえです。
マキとものすごく遅いブランチでまたリオン、その後うちに寄ってから広尾に散歩、交差点でむっさいお兄さんに「まえかわ!」と腕を掴まれぎょっとしたが、青空美人のケンシロウだった、昔から渋谷のどっかで遇ったりもしてバッタリ率の高い奴だったが変わらない、連絡先聞いて解散、マキとまたお茶、恵比寿3丁目まで歩いたところで解散、来週は顔合わせですな。
奇遇にもストラット・ベリーのハナビさんが初代旦那のこないだの結婚パーティーで演奏してたと聞いたのでトムにメールしたらコールバックがあってちょろっと雑談、GWにも仕事だなんて可哀想とも恵まれてるとも。
「ミスター・ロンリー」、「ガンモ」も「ケン・パーク」もこれも離人症的自分探しなハーモニー・コリンだが、これが一番好きかも、この人の映画はいつも観終わったあとにおかしな感覚になる、で五分くらいすると「すげえ映画だったなあ」と思う、号泣ポイントはずらりと並んだ卵。
着ぐるみって着たことありますか。
普通はない。
あたしはある。
着ぐるみを着ると、異様にテンションが上がる。
毎日着たら楽しいだろうな。
そういうバイトしようかな。
いや、つまり、あれ被ると、簡単に何者かになれるって感覚、ハーモニー・コリンは知ってるんだなあと思って。
役者の仕事って理解されづらいんだな、RURIKO然りどこぞの現場然り、役者には「技術的な無理」と「精神的な無理」があるのに、言われたことはなんでもできる、やるのが役者と思われる、芝居の畑にいたことのあるスタッフは稽古につき合うからなんとなく「無理」に気づいてくれるのだが,専門学校からいきなり映画の現場に入ったりする最近の現場の人にはそこんとこがわかんないんだろう、演じているとき=着ぐるみ被ってるときじゃあないんだよ、役者って看板が着ぐるみなんだから、演じてるとき=着ぐるみ脱いでるときなんだよ、もっと優しくしてやれよなあ。
思うに、ハーモニー・コリンはものすごく優しい人なんじゃないかとね。
そうか、クロエ・セヴィニーと付き合ってたんだっけ、それじゃあ役者の着ぐるみ感覚はよくよく承知なんだろう、何者かになれる瞬間こそが真実全裸の瞬間ってね。
あんなに優しくちゃ、いつか撮れなくなるんじゃなかろうかと心配にもなるけれど、別に知り合いじゃないからいっか。
- 2009/05/01(金) 01:07:17|
- 雑感
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