本番の舞台の上で失敗する夢を見たので二度寝して夢の中でフォロー、うまくいかなかったので渋々に起床、なんだか悔しい、あの状況で一体どうすればよかったのかと起床後にも小一時間頭を抱えてしまった。
夕刻からリオンにてプロゲーマーM氏にヒアリング、詳細を聞けば聞くほど素晴らしい企画。
同伴の帆太郎がずっとM氏の膝の上にいたせいか、いつも柔らかい雰囲気のM氏の姿が一層に穏やかで、あたしより一回りも年下とは思えない彼、自分の知識や経験を広く提供して持たざる者と共有し共に発展しようという考えがそろばんづくじゃなく、ほんの小さな胸の痛みや自然に湧き出る情の部分から湧き上がっている人で、礼儀正しく常識的で朗らかな話し上手、事業で成功してきた自信と好きなことで苦労してきた謙虚さ、全体を見渡して要点を的確に読み取る明晰さ、若さならではの好奇心や行動力に長け勉強熱心、他人に向ける目も愛情深く自分自身をよく知っているし、すべてにおいて本当にバランスが取れているなあと逢うたび敬意が湧き上がる、間違いなくあたしの知人の中でダントツのイイ男。
曰く「ゲームにハマるのと同じ感覚で、オネーチャンにはまりましたからね」、そこんとこがあるから豊かなのだなあ。
彼を見ていると思うのだが、「冷静と情熱のあいだ」で得るものは何もないよね。
ぬるく澱んだものが冷静と情熱のあいだにあるものなんじゃないのか。
冷静か、情熱か。
そのスイッチングが人を魅了するのでしょう。
たとえば龍昇なんかもそういう人だと思うし、あたしの好きな女の子たちは、皆そういうスイッチがあるように思う。
趣味への拘りとか、方法論とか、お酒とか、スイッチになるものはそれぞれだけど、オンオフを億劫がらずに気持ちが動いてしまう人って、素敵だなあと。
まあ、M氏の人柄についてヒアリングしたわけじゃないのだけど、ネタはまだ明かせないのでひとまずは彼の人柄を語っている次第。
今、世の中は大きな枠が動かせない状況なのだ、となればそこから声がかかるのを待っているうちは身動きが取れない、枠を越えたところで個人が動くしかないではないか、大きなものからコケていく時代だもの、これまでと同じ価値観や判断基準が通らない、ミニマムで小回りが利くことが生き抜く知恵かも。
そんなことも感じて、心地よい刺激。
定番の鶏団子スープに韓国のおでんと牛蒡、水菜を入れてみた。
コチュジャンたっぷり乗せたら大変に美味しかった。
うちの鶏団子にはこねぎ、しょうが、椎茸のみじん切りが大量に入っています。
気分で白胡麻も入れてみたり。
スープは鰹と昆布の出汁でちょびっとだけ醤油と砂糖、韓国おでんを入れるなら出汁が濃いめで甘み少なめがいい加減でした。

因みに韓国おでんは日本のおでんが伝わったものらしくハングル語でも「オデン」と発音する。
お土産のつもりで市場で買って来たのだが、「はち」に持って行こうと思ったら賞味期限が過ぎてしまっていたので自宅用になった。
海苔入りとか野菜入りとか色んな種類があったのだけど、大きさは油揚げくらいで、油揚げよりうんと薄く、一袋に餃子の皮くらい大量に入ってる奴がポピュラーみたい、屋台ではそれをSの字で串に刺して煮込んだものが売られているし、トッポギ鍋や炒め物の具にも短冊切りで使われていたので、とても一般的に使われている食材なんだろう、よく行く赤坂の焼き肉屋でも、甘辛く煮付けたものが出てくることがある。
練り物としては日本のさつま揚げより魚の味が強く甘みが抑えめで、薄っぺらいので煮込んでも膨らみません。
韓国で「オデン」と聞いたときには、韓国のオデンが元祖で、日本に持ち込まれたのだろうと思ったけど、調べたら意外なことに逆だったのです。
賞味期限切れなのにまだまだたくさん残っているので、一日一品韓国オデンを使ったメニューを開発しなければ食べ切れない。
薄いから野菜やイカの足なんかを巻いて焼いたり揚げたり煮込んだりするのもいいだろうし、クラッカーサイズに切ってスライスチーズとコチュジャンと海苔を乗せてオーブントースターでこんがり焼くとビールに合いそう、うちにはフライヤーやオーブントースターがないのでイメージするだけだけど、韓国オデンを手に入れる機会があったら、どなたか試してみてください。
ああ、台所の広いとこに越したいなあ。
コインランドリーのように使えるコイン式の台所があればいいのにね、衛生管理上の問題が大変そうだけど、キッチンスタジオがあるんだから何かやり方はあるんじゃないか。
そんなことより、モグラ町のネタを考えなければならないのだけど、ううむ。
ま、多分いつものように夢で全部出来上がるんだろうから、あんまり考えなくてもいっか。
- 2009/05/10(日) 00:24:58|
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