夕方ぎりぎりまでモグラネタのまとめをやって、夜は渋谷HOMEにてfuko改めナナカマドのステージ、親方も新しいベースで参加、出足のふうこ飲み足りない感じあるも持ち前のしぶとさで揺るがずクリア、親方にも中年の厚かましさが滲んでいい具合だった、他の出演バンドも皆よかったです。
近況あれこれ話しつつダイエット中の親方を付き合わせて軽めの夕食後、お互い「帰って犬に餌やらなきゃ」とそそくさ解散、大した移動してないのにやたらと疲れていたのでDVD一枚だけ観てばったり就寝。
「
トゥヤーの結婚」面白かった、モンゴルの草原で暮らす人々の生活事情。
事故で身体が不自由になった夫、働き過ぎで今にも半身不随になりそうな器量よしの妻、自分が倒れてしまったら共倒れになると夫と離婚するが、別れた夫も同居させて面倒みてくれる男性と再婚すると宣言、それでもいいと言う求婚者が現れる。
お隣さんの仲良し青年はいつも女房に駆け落ちされている、青年の女房は車を持ってるお金持ちが大好きで、あんたがトラックを買ったらもう駆け落ちはしないと言うのだが、車を納品しに来た売り手の男とそのまま車で駆け落ちしたりする。
文明社会に暮らす我々には自由のイメージが強い遊牧民に、草原の砂漠化でしんどい思いがあれこれあるなんて想像できずにいたので、ちょっと反省。
この映画に描かれた暮らしを観ていると、「働く」ということが本来は日々のことであると思い知らされる、文明社会における「お勤め」がなんと無意味で陳腐なことか。
- 2009/05/16(土) 13:53:51|
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