今日も打ち合わせでリオン、帰ったらまた雨、気圧のせいで身体が猛烈にしんどくて、なんとなく過食・過眠気味、買ったばっかりの長靴履きたいけど、こんな雨だとやっぱり出かけたくなくなるよなあ。
DVDで観た「アイドルたち」に爆笑、フランス人のアングラ演技が清水宏のネタに見えて仕方ない、清水宏のネタを生で観たことのある人にしかわからない感想ですが、フランスのアングラ映画には時々度肝を抜かれるなあ。
「かつて、ノルマンディーで」が上品で素敵、タイトルからもっとしっとりした老いらくの恋みたいな話かと勝手に思っていたので、実際に起きた殺人事件をもとに作った映画の出演者の三十年後を追ったドキュメンタリーだってことにびっくりした。
確かに、かつてノルマンディーで起きた出来事(殺人事件、それをもとにした映画のロケ)を描いているのだからタイトルはこれでいいのだ、そして中身を知ってから改めて、「主婦マリーがしたこと」に並ぶ素晴らしいタイトルだと思った。
一方、「告発のとき」は、イラク戦争時のアメリカ兵の狂気を親の視点で描いて国家の危機を静かに訴える手堅い作品ながら邦題がどうもよろしくないのではないかと思う、原題は「IN THE VALLEY OF ELAH」、劇中で語られるエラの谷での戦いを指す巧い引用なんだけど。
デ・パルマの「redacted」と
同じ問題を描いているのだけど、こちらの方がより問題がシンプルで判り易い、だってシャーリーズ・セロンとトミー・リー・ジョーンズとスーザン・サランドンなのに派手じゃなくぐんと静かな語り口ってのが魅力になってるんだから、いかにも社会派な邦題じゃあ興醒めじゃん。
どうでもいいことなのだけど、この頃、アントニオ・バンデラスが素敵に見えます、大人になるとトラボルタとか歌って踊れるハンサムな中年男に惹かれるようになるんだろうか、てことは私もこの先、
少年隊に夢中になったりするのかもしれない。
アラフォーの皆さん、森光子化現象に気をつけましょう。
- 2009/06/17(水) 00:54:29|
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