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ライブハウスは怖くない・入門編

身内の方にはごりごりDMを送らせて頂いておりますが、改めて、詳細をご案内します。
DRIffSHOES 1st LIVE
1/26 shibuya WASTED TIME
18:30 open, 19:00 start, 21:00 on stage
adv 1000y+2order, door 1500y+2order

夫・ナカムラテツオの新バンド「DRIffSHOES」の、初ライブ。
私の役割はブッキングです。ステージには上がりません。
高木A1というかっちょいい歌い手を見つけて、夫に大プッシュして結成にこぎつけた、思い入れたぷたぷのバンドです。
公開している楽曲はすべて、高木A1の宅録による原曲で、ライブではDRIffSHOESアレンジを施したバージョンをお届けします。

ライブハウスに不慣れな方のためのご説明は以下の通り。
18:30に開場、店内は自由席です。
ご予約の方は入場料1000円とドリンクチケット500円×2枚分の1000円=2000円を受付にてお支払い戴きます。

予約のない場合、入場料が500円高くなりますので、ご予定の立つ方はご予約をお薦めします。
受付では「ご予約がありますか?」というようなことを確認されますので、予約済みの方はお名前をお伝えください。「ないです」と答えると、恐らく「どちらのバンドですか?」などと、『絶対に身内しか入ってこない。ふらっと入ってくる人はこの世の中に存在しない』という強固な信念を伺わせる質問をされますので、この場合、「ドリフシューズ」とお答えください。
もちろん、「ドリフ」も可です。
ステージが始まるまで、お酒やソフトドリンクを片手に、のんびりお過ごし戴けます。煙草ももくもく吸えます。
ドリンクチケットは、店内のカウンターで販売している飲み物などを買うためのもので、メニューには500円のドリンクチケット1枚+100円=600円のものなどもありますので、ご確認ください。チケットを使い果たしても、カウンターでの現金払いでいくらでも飲めますが、ボトルやアイスなどはなく、すべてショットです。また、お酒を作るのはニヒルなバーテンではなくバンド活動をしている青年のアルバイトだったりしますので、難しいカクテルの注文はしないであげてください。

19:00から、対バンと呼ばれる他の出演者のステージが始まります。
ライブハウスでは、たいがい、一日に三組~四組が出演し、それら出演者はひっくるめて「対バン」。ライブハウスのブッキングなので、観ていられないほどひどい演奏はあり得ませんが、時として「あり得ない」ことが起こりうるのも、生の愉しみです。
各組およそ30分のステージ、間にはセット替えが必要なので、BGMが流れて場内が明るくなり、ドリンクのお代わりやお手洗いのご利用にちょうどよい10分ほどの休憩となります。
劇場とは違い、ステージの途中で席を立たれても構いません。但し、他のお客様や、ステージ上の演奏者への配慮は必要です。

小劇場とは違って楽屋もロビーも袖幕もないので、ドリフの出番近くになったら私やバンドのメンバーは店内にいるはずです。やることなど何もなくひたすら暇なので、お声をかけて戴くのは大歓迎ですが、他のバンドがステージで演奏中、もしくは、今にも演奏をしようとタイミングを計っている感じがあれば、上記同様にちょっとだけご配慮ください。

ドリフシューズの出番は、一番最後の21:00です。
お時間のない方は、21:00に五分ほど早くご来場戴けると、受付を済ませてドリンクを注文するくらいの感じでちょうどよいのではないでしょうか。但し、対バンさんがたくさんお客さんを呼んでいる場合には、満席になっていることもあり得ます。もしくは、対バン目当てで満席になっていた場内が、お目当てのステージが終わった途端、一斉に退けてすっからかんになることも、ままあります。恐ろしいことです。

21:00から21:30までが、ドリフシューズのステージですが、だらだらやって延びる場合もあるかもしれません。アンコールがあっても多分やれる曲がないので、アンコールはしないようにご注意ください。

この日のライブは、ドリフシューズですべて終了です。幕も降りませんし、カーテンコールもありません。ただ、だらだらと演奏者が場内で酒を飲み始めるだけです。もちろん、お客様もそのまま飲み続けて戴けます。あてのないお客様は、勇気を出して出演者に声をかけてみてください。褒めると上機嫌、貶すと殴り合い。ミュージシャンは拳を大事にするというのは、及び腰を美化した伝説でしょうけれど、下手ほど殴りますので、下手なミュージシャンに下手だと指摘しないよう、充分にご留意ください。
我々は、できるだけ店員さんたちを終電に間に合わせてあげられるよう、よきところで居酒屋に移動して飲んだり、そうっと抜け出して帰ったりしますので、我々と行動を共にして下されば取り残されることはありません。もちろん、お急ぎの方は、さくっとお帰りになっても恨みません。

私はナカムラテツオの経歴について余り詳しくないのですが、国立のヤンキーとして悪さを重ね山中で生き埋めにされたり、筋肉少女帯でギタリスト(!)をやったり、オーストラリアでサーファー生活をしたり、山瀬まみのアルバムに参加したり、ケラ率いるロング・バケーションのベーシストをやったり、新生・雲の上団五郎一座の音楽担当などを経て、このところは宇田川寅蔵のJupitor'sPopBandに落ち着いているようです。
普段は大工と映写技師の仕事で家族を養ってくれていますが、今年に入ってから一日も働いていないので、私たち家族は毎日宇宙のことを考えて、目の前の些細なことを気にしないよう努力を重ねています。

さておき。

私が、初めて一人でライブハウスに行ったのは、14才の誕生日で、原宿のクロコダイルだったなあ。お目当てのバンドなどなく、ただ、ライブハウスというものに行ってみたい!というだけで、うちから近い店を択んで、飛び込んだのです。
うじきつよしの子供ばんどが出てました。対バンもあったと思います。
15才の誕生日にも、また一人でクロコダイルに行きました。面白いことに、その日も子供バンドが出ていて、このときはレコード発売記念のワンマンだったように思います。もちろんレコード買いました。

思うのですが、ライブハウスで一人ぼんやりするのって、パチンコやるのと近い感覚かも。
私は対人恐怖症に陥った時期、毎日パチンコ屋に通い詰めました。
誰とも話したくない、だけど、人の気配がないと淋しい。
そんな気分のとき、パチンコ屋は最適です。すぐ隣に誰かがいるのに、誰とも関わらないからね。
ライブハウスも似ています。
一人で色んなことを考えながら音楽を聴く、もしくは聴いているふりをする。だけど、同じ音楽を、同じときに、同じところで聴いている見知らぬ人がいる。
誰かと一緒に出向いても、同じステージに目を向けて、同じ音楽を聴いていても、聴いているこころはぽっかり一人きりでいられる。
邪道かもしれませんが、実は、私が一番お薦めするライブハウスの愉しみ方は、そんな風です。

実情をお話しますとね、一日当たりの使用料は小劇場と大差ないのです。対バンがあるときには、それを分担するのですからまだいいのですけれど、イベント主催となると、全部をやりくりしなければならず、しかも芝居と比べれば、関係者が格段に少ない。

というわけで、しつこく皆様にご来場をお願いする次第でございます。

ドリフシューズ、1/26初ライブ、2/12初イベントが立て続けです。どうかどうか、お足運び戴けますよう、重ねてお願い致します。

視聴のできるサイトはこちら YoroZoo
メルマガ、ご予約などはこちら DRIffSHOES.COM


  1. 2007/01/22(月) 02:07:34|
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