ああまた、うんざり。
嫌なことは同じタイミングであちこちから襲いかかるもんだ。
卑屈鬱屈コンプレックスの分厚く歪んだフィルターで物事を見る人が、一番たちが悪い。
そういう人には私の姿などちょっとした化け物じみて見えるんだろう。
そんな人の近くにいると、こちらまで物事が見えなくなってしまう。
本人はたまにヨイショされてすっきり晴れてる気分もあるんだろうけど、それこそがフィルターの歪みと気づけないでいるそれに同情したりすると、こちらが馬鹿呼ばわりされる羽目になる。
私は壁ではない。腐った卵みたいにぷんぷん臭う悪感情をぶつけんなや。こら。
そうは思っても、そこで同じように返せないのが大人の悲しいところ。
若い人には「ムカつく」で済むだろうそれが、こちらは「痛ましい」ものに思えてしまう。
本人にもどうしようもないんだろうなあ、軽蔑されるのもつらいだろうなあ、と察してあげることはできても、結局のところ、それをなんとかするのは本人にしかできない。
それも、多分、今すぐはどうにもできない。
十年後、二十年後に気づいて、死ぬほど恥ずかしい思いをして、息ができないほど悔やんで、そうやって消化していくんだろうから。
まあ、いいや。どうせ人ごとだ。
ワークショップを再開してみて、やっぱりなあと思ったのは、人と関わるって作業のどうしようもなく大きな責任と、負担だ。
これまでにもずっとあったし、いつでもあった。
人に取り憑かれ、取り込まれ、いつしか自分の時間など全部ないまぜにして他人に関わろうと必死になっていたりする。
それがウザイ、という人も当然いるわけで。
好きでやってるんだからこっちはしんどくたって楽しんでいるんだけど。
どっかに「まあ、いいや」って線引きをしないと、自分が押し潰される。
わかってます。わかってますけど、加減が難しいんです、なかなかに。
今日の私、24時間のうち自分のやるべきことノルマについて考えたのは、15分くらいだった。
月末までまだあると思っているから、余計にいけない。
逢いたい人に逢えるのも、まだちょっと先だし。
犬はもう寒がってあんま散歩してくんないし。
コンソメで煮た大根が美味しかったのと、「フリーダムランド」のジュリアン・ムーアが滅法よくって、今はご機嫌も上向き。
寒いと肩に力が入ってクサクサするからね。
犬とか男の子とか抱きしめてれば、きっと大丈夫。
- 2009/11/06(金) 03:37:54|
- 雑感
-
| trackback:0
-
| comment:0