深夜にタイトルOKとゲラのダメ出しが戻ったので朝方に直して送信、当てのない小説の書き出しを時間つぶしに二枚ほど書いてみて仮眠、午前中に再度のダメ出しが返ってきて夕方に直しての8稿目を送り、ようやく「これでゲラ返します」とのOKが出た、初めて毎月100枚の連載やったときもこんなに直さなかったと思う、編集氏だって貴重な正月休みなのに自宅でしっかり原稿見てもらえて、本当にありがたかった。
渾身の8稿OKエロ短編「陰画」は1月発売の
小説現代2月号に掲載です。
私は、10年前の1月に小説新潮長篇新人賞をもらって、小説を書き始めた。
十年きちんと本を出してもらってきた、と言いたいところだが、今年は刊行予定がないからなあ。
それでも、それなりの数が本になっているから、もう新人ぶってもいられない。
きちんと書こう、とはこれまでにも何度となく決意してきたけれど、せめて、きちんと書こう、なんて意識せずともきちんと書けるよう、当たり前の姿勢として身につけなくちゃいかんのだ。
十年目、改めて、書く人でいようと思う。
ベストセラーや直木賞だけが恩返しじゃないのかもしれない。
- 2010/01/04(月) 00:42:13|
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>kankouyuさん
コメントありがとうございます。
テーマごとのアンソロジーって作家性が際立つので面白いですよね。
書く方は面子を考えて独自の切り口をやろうとして、むやみに悩むのですが 笑
「最後の恋」かあ…私なら、父(病床)と娘(結婚直前)を書くかな。
視点に悩みますね。母親視点か、娘の恋人視点か、入院中の父の付き添いさん視点もありかも。
当人視点なら断然、病床の父親に視点を置いて書くと思います。
などと考えていたら書きたくなってきました 笑
- 2010/01/06(水) 16:19:36 |
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