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仕事部屋

4.9~

9日、S社N氏を紹介して戴くことになり桐生典子女史に久々お目にかかる、新宿の薬膳中華で紹興酒の瓶割りなんぞ楽しんで風花で山崎~竹鶴、帰宅したのは午前三時過ぎだったか、着替えてパスタ茹でようと水を張った鍋を火にかけ、顔を洗った後の水道水まで出しっ放しでそのまま眠ってしまったらしく、朝七時に目覚めたらじゃーじゃー水音はしているわ空焚きの鍋が真っ赤になってるわでぎょっとした、犬に餌をやって二度寝、次に目覚めたのは十一時くらいか、寒くてがたがたと身体が震え、持病の喘息発作が出そうだったので近所に住むヒロシに電話して来てもらう、私の顔色を見たヒロシが病院に電話し対処を訊いたところ救急車呼ぶことになり、半分頽れながら自力で救急車に乗り込んで救急病院、高熱による過呼吸で喘息発作には至らずだったが血液検査とレントゲンとCTの結果で肺炎と診断され緊急入院、担当は「肺炎の症状は出てますが、僕は他の病気を疑っています」と言う白金のDr.ハウス、風邪ひいてたわけでもないし咳も出ないのだが元から病院行くとすんなり出してもらえない体質なので仕方ない、犬のことやらあれこれヒロシに頼んで往復させた、報せるべきあちこちあるのだけど呟くのが精一杯で情報錯綜、夜になってマキコが顔出してくれたので小形への連絡をお願い、翌日の朝イチに娘が来たのでほほうと思ったが午前中から渋谷で遊ぶついでに寄っただけらしく「じゃあねー」とすぐに引き上げて行った、午後に親方登場、点滴ぶら下げながら病室抜け出して中庭で一服したし本人はみるみる回復の心持ちなのだが熱と何やらの数値が下がらずひたすら点滴、Dr.ハウスが一週間の入院と宣言したので病床から弱々しく翌週の仕事のキャンセル願いをあちこち送信、その中で恩師・井上ひさし先生の訃報、WSのヤスコちゃんに弔電の手配など問い合わせ頼んだり、ああ、恩が返せなかったなあと落ち込んだりもしたが、朝六時からひっきりなしに打たれてる点滴の血管痛でひたすら悶絶、もとから血管細くて採血も途中で止まっちゃうし点滴も落ちなくなっちゃうし落ちてると思ったら漏れてるしで看護士さんたち三人がかりで慎重にやってくれているのだがどうにも身体が拒否してしまうらしい、それでも意固地に抜け出して一服はする、心配の余り優しくなくなった友人とメールで喧嘩したりもし、月曜にまた採血とレントゲン、Dr.ハウスはふらりと現れ点滴痛いと訴えると「どうしましょう、どうしましょう」と言いながら消えて行く、夕方に小形と吉岡とセンキがそれぞれ美味しいもの持ってやって来る、小形と吉岡に病院の外まで珈琲買いに行かせる、毎日見舞だか冷やかしだかわからないメールがわんさか届くが指が震えて長い返事が打てず不本意ながら無愛想な返信、夜勤のナースは私が一睡もせずに泣いているのを知っているので今朝になって確保していたラインを外して打ち変えると決断、ところが三度打ち直してもまだ入らない、四度目に手の甲から入れて泣いているところにDr.ハウス、女の涙に弱いのか「かなり難しいです」というナースの口添えが効いたのか「じゃあもう外しましょう」と点滴おしまい宣言、点滴三本ノルマと引き換えに火曜の外出許可もらってたのだが点滴おしまいになったので外出時間も長く取れ、帆太郎を預かってくれていたヒロシに合流して帆太郎の診察で獣医、ギプスまだ取れず抜糸のみだったが、奇しくも帆太郎の誕生日の朝に救急車騒ぎだったのでひりひり神経症っぽくなっていた帆太郎、私の顔みて少し落ち着いた様子、一時帰宅してがちゃがちゃな部屋をちょっと片付け、フォローしきれてないいくつかの仕事の用件済ませ、これからまた病院に戻るのだけどもう一押しすればDr.ハウスの退院許可も取れそう、私は説得が巧く、Dr.ハウスは気が弱い。

心配おかけしてすみません。数々のあたたかいお気遣い、ありがとうございます。
  1. 2010/04/13(火) 17:44:41|
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<<退院しました。

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