まだまだ修羅場は続く、短編は38稿でようやく掲載の可能性が見えて挿絵家をお願いする段階となり一段落と思いきや、まだまだ分量が適しておらず修正が必要、札幌取材の原稿は一度出して「構成不適切」にて全体を書き直し、2度目には「エロ不足」との指摘を受けての書き足しで3稿。
合間にWastedTime久保ちゃんのお疲れさまアフリカいってらっしゃいナイトに顔出したり井土紀州監督との初飲みを果たしたり犬実家の荷物を引き揚げたり犬の湿疹におろおろしたりであっという間に8月最後の週末、娘はちゃっかり賄い飯目当てに居酒屋でのバイトを決め、親方の新居も決まり、諸々の状況は緩やかに変化しつつあるのだがモグラ台本は当初のプランでは分量が足りないと判って再検討を決めつつ未だ新案のないまま三分の一で止まっている。
稽古入りまで一週間、芝居は始まってしまえば必ず終わるから台本さえ上がれば気楽になるのだけど、小説は「書き上げよう」という強い意志がなければ終わらない、勿論書き上げる強い意志でかれこれ5月から取り組んでいるのだが、短編が入校するまでは頭が切り替わらず作業時間が取れても手をつけられない、週末までに入校して週末に集中してモグラ作業と目論んでいたがOKが出ないので今も直し指示を待ちつつ分量減らしのために見直し中、オーダーされた分量で書くことが重要なことだとは判っていても中身が足りなきゃしょうがないし、削るだけの作業じゃないから苦労するけど、とにかく仕上げなければモグラに差し障る、台本が上がらない→稽古が遅れる→完成度が低くなる→お客さんに不満が残る、という仕組みを考えると恐ろしくてぞっとする。
小説の編集者はマラソンの伴走者だと良く聞かされるけど伴走者が走り続けているのだから足を止めるわけにはいかない、取材させてもらっている月イチのゲーマーズラウンジにも行けないし月末ワンチャンスを狙っていた瀬々さんの試写会も危うい、そういや今年はかき氷も食べてない、日々の食事は豆腐から米になったけど料理する余裕もなくセンキが差し入れてくれた青唐辛子の醤油漬けと札幌のスーパーでまとめ買いしてきた大粒納豆で一日一食が精一杯。
腰の痛みが残っていて作業に集中できる時間は4時間くらいだろうか、書き上げるまで書き続けることができなくなったなあと痛感、4時間作業して1時間横になってというペースにまだ慣れないせいか矢鱈と効率が悪い、すっぱり遊んで気分転換して作業に集中なんてのができればいいのだけど、ネタ作ってるときはともかく文章を書くのは最初の一語を書き出してから最後の一語を書き終えるまで連想をし続けるようなものでそうもいかない、実感としては言葉を絞り出す作業にようやっく触れたというところ、マラソンしていてもう限界と思った先にふっと余力が出てまた全力で走れるようになるあの瞬間、〆切さえなければずっとやっていたいくらいの面白さがあるのだけど、書き続けるのは趣味の悦び、書き上げるのはプロの悦び、ゴールしなければ。
9/10~16@
シネロマン池袋 母娘監禁・牝 久々の上映!
10/27~11/3@こまばアゴラ劇場
モグラ町1丁目7番地 乞うご期待!
- 2010/08/28(土) 15:04:54|
- 雑感
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ありがとうございます!ますは資料やらなんやらで散らかった部屋を片付けます 笑
読んで戴けるチャンスがあるよう、どうか祈っていてください!
- 2010/08/30(月) 19:43:47 |
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