バイトしなきゃなあと連夜情報サイトを彷徨っているのだけど、並べられた条件じゃあ得るものは選べない。
社会経験が少ないことが強みになるような仕事があればいいのだけれど、及び腰に自己嫌悪して鬱になるばかり。
人生てのはまったく難しいもんだ。
先日の多摩美講義は、大久保賢一氏が「メイキング・オブ・モグラ町1丁目」「母娘監禁・牝」「お墓と離婚」を資料に揃えてくれ、それらを部分的に流しては榎本監督とちょこちょこ喋る感じ、時間が短くて突っ込んだ話に至らなかったのが反省点、また次回を賢兄さんと画策中。
WSに参加しているカズエちゃんや井土組「泥の惑星」勝呂くんも潜り込んで聴講してくれていたので、講義終わって美女学生を連れて焼き鳥屋、お行儀よく引き上げて賢兄さんの運転で送り届けてもらい、犬看護に来ていた娘を相手にべらべら一方的にお喋りをするうち寝入った。
この頃、早寝なのです。
昨夜なんぞ9時間も眠っていた。
ニコチン切れで最長でも4時間で目覚めるのが常だったから、そんなに寝たのは何年ぶりか。
惰眠とも言うけれど。
小説教室の提出作品もどんどん届く、WSの申込も新規が増えた。
教える仕事は柄じゃないんだけど、人を視ることと知ることには興味が尽きない性分のせいか、講師仕事は楽しい。
ふとした再会でご縁をもらって、企業研修のプログラムをする会社の企画で「文章コミュニケーション力向上」をテーマにした公開講座をやることになった。
自分が書く文章を向上させたいという気持ちを持つ人はそう多くないのだろうけれど、会社の仕事としてツイッターの公式アカウントでの投稿を担当させられたり、ブログの更新が回ってきたり、仕事のちょっとしたやり取りもメールが主だったりと、ネット系で文章を書く機会は誰にとっても増えつつあるんじゃないかしら。
ああいうちょっとした文章でも巧い人は巧いもんだよね、という話から、文章によるコミュニケーション力、文章に覗ける個性、などという考えを話すうち、講座にしてみたらどうだい、という展開。
真っ直ぐに人柄が透けるってことは、ビジネスでもプライベートでも、とても重要なことだと思う。
芝居にしても文章にしても、私が信じているのは、たった一つのそれだから、それを話そう。
主催とはそんなことを打ち合わせている。
主催は企業研修の企画が主で、一般向けの公開講座を企画するのは初めてなのだそう。
試してみましょう、一緒に考えていきましょう、という姿勢で迎えてもらえるのは有り難い機会、是非にも多くの方のお力を戴いて、何かの形を創り上げたい。
「文章コミュニケーション力向上」セミナー第1回
1月29日(土)13:30~17:00 渋谷商工会館 セミナー室
第2回
2月19日(土)13:30~17:00 渋谷商工会館 第三会議室
参加費 5,000円
お問い合わせ・お申し込み 株式会社キューブルーツ 連続講座ではなく単発、定型の一歩先を目指して、どんどん書いてもらうワークショップ形式を考えています。
ところで、ここんちの社長、見覚えある方もおられるだろう。
かつて劇団蟷螂、月蝕歌劇団などで人気のあった、あの人です。
不良少年てのは、得てして奮起するものなのだなあ。
仕事の打ち合わせをしていても、かつてのヤンチャな横顔が覗けることはなく、大変に頼もしい。
社会経験のなさも含めて私のあれこれを承知してくれている人から重要な役割を預かるのは、安心感と緊張感が程良く混じり合って不思議と心地よい。
モデル事務所での演技指導、芝居のワークショップ、カルチャーセンターの講座、大学のゲスト講師などはやってきたけれど、この縁あっての企画となると、またちょっと心持ちが違ったりする。
うまく集客できれば、次のステップへと企みばかりが膨らんでいるのだけれど、果たしてどうだろう、昔馴染みの期待に応えられるかしら、ユーザーが満足してくれるかしらと無論不安がなくはないが、やっぱりわくわくして仕方ない。
駆け出し講師なので、まだまだ勉強が必要なのだけど、出会える場所は多い方がいい。
知ってることを話して、知らないことを教わるのは、講師も同じだ。
さてさて皆さん、初めの一歩に、お立ち会い、お立ち会い!
お申し込みをお待ちしています。
- 2011/01/14(金) 19:06:20|
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