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仕事部屋

娘の作文チェックをしながら一晩中不安な気持ちでホタの様子を観察、よほど痛いらしくじっと動かないのだが目はぱっちりで眠っていない、ぱっちりというより見開いている感じ、呼吸も浅く弱いのでますます不安に駆られネット大検索、考えられる最悪な状況が頸椎椎間板ヘルニアという、死に至る可能性も高いものとわかった。

MRIはもちろん手術も難しいものらしい、ダックスやビーグルに多いらしく闘病記のブログもたくさんあって細かにチェック、イタグレの症例は見つからなかったが文献にはどんな犬種にも起こり得るとあったので、重篤な状態で危険な手術を受け奇跡の回復をして三年後の今も元気にしているダックスの闘病ブログから、ブラックジャック先生と絶賛されているヘルニア手術の名医を推察し、朝方にようやくBJのいる病院を割り出しサイトに辿り着く、BJ院長の診療日をチェックすると運よく今日が入ってる、みどりのときにここを知っていたら迷わず連れて行ったのにと後悔しきり。

一時間ほどホタに添い寝して仮眠、診療時間になるのを待って電話、「予約だと木曜、今から一時間以内に来られたら診察可能」と言われ速攻でタクシーに飛び乗ったが、月末で雨だしってんで道の流れが悪い、運転手さんにヒステリーぶつけつつ病院を発見、運転手さんびくびくして端数を値引きしてくれた、待ち合い室には手術跡も生々しいダックスやビーグルがわんさか、皆ヘルニア患者なのだろう、午前の診療時間最後に駆け込みで院長の診察が受けられた。

「確かに首を痛がっているので頸椎ヘルニアの可能性もあるが、イタグレには少ないので今のところはそう診断するほどの症状ではない。てんかんの心配があるなら早期発見のためにも検査をすることもできるが、全身麻酔が必要なので、現状は麻酔の負担の方が大きく検査は勧めない。てんかん発作のときに首を痛める可能性もあるが、そうした理由でないのなら、首の痛みとてんかん発作は直接の関連はなし。しばらく安静にさせて様子を見て、痛みが強くなっているようなら連絡をください。」とのこと、診察室をうろうろ歩かせ足や首を触って動かすのは昨日のかかりつけ医と同じだが迷いのないずばっとした診断なので頼もしく感じる、相性があるかもしれないが、ヘルニアやてんかんに関して経験豊富であることと、じっくり観察して質問にはっきり答えてくれるのでこちらは安心できる、結果、薬もレーザーもなくあっさり帰還。

帰宅後よくよく観察すると昨夜より動く、寝起きの動作は未だ「ひいいー」と痛がっていて、横たわっても痛みを堪えるように目を見開いているが、気力が戻っているのだろう、食餌もしっかりとって自分でベッドに上った、BJ院長の診察で本人も安心したのか。

最小限の雑用済ませてからホタを抱きかかえて二時間ほど仮眠、起きて一人で銀行やら買い物やらすべきことを片付け、戻って部屋の掃除、ようやく一息ついたところ。
ホタ、膝の上に飛び乗るまで回復、あんまり動かすと悪化して大手術を受けさせなきゃならないので楽観はできないが、急を要する状態ではなさそうでひと安心、娘からもぎりぎりで願書提出できたと報告あって、こちらもひと安心、休養不足で風邪はますます悪化したが心労がないだけで体が軽い。

犬の病気を色々調べていて思った、すべての愛玩動物は人が改良を重ねて造り出したものなのだから何かしら致命的なウィークポイントが必ずある、人の傲慢さを見越した神様があらかじめ作ったルールってことなんだろう、人の叡智が進歩すれば同じようにそれも進化する、脆弱なのは動物だけではない。


  1. 2008/09/30(火) 19:06:20|
  2. 雑感
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<<タイトルなし

comment

ホタ君、ひとまず良かったです。
当てはまる犬、怯えながらかかりやすい病気を検索しました(泣)
予防するには“あれをやめさせよう”何てことしか考えられなかったです。身勝手ですね。
 
人はだからこそ責任を負うことが大前提なのですね。
前川さんすごいです・・・。(←これ、イチローに“わりと野球上手いね”って言うのと同じですか・・・?すみません・・・汗)
  1. 2008/10/03(金) 08:56:07 |
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