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仕事部屋

プレイベント終了。

25日、プレイベント・ファイナルとして愛仮特別上映とのカップリングによる朗読「痴話」、
ぎりぎりまで予約の動きがなくオロオロしていたが、カズPのテコ入れとウリ君の粘りで前日から当日にかけてバンバン予約が増え、蓋を開けてみればこれまでのイベントの中でも1番の動員を記録し、盛況に終了。

まずは皆々様、どうもありがとうございました。

今回のイベントは、ユニオンのオールドチーム・ミドルチームが仕事に追われ欠席続きだったところ、夏休みに突入して大張り切りのヤングチームがすべてを取り仕切ってそれぞれ単独の現場デビュー、さながら夏休みの体験学習の様相となったが卒なくこなして合格点、仕事ってのはやっぱり初めて取り組むときの不安混じりの謙虚さが大切なんだなあとヤングチームから改めて学ばせてもらった感。

奇しくも、MotionGalleryコレクターの特典として来場してくれたかおりちゃんは将軍期のWS生で何本かの公演にも出演している、今はもう三十路を歩んでいるものの当時18歳の高校生だった元ヤン(グ)、今のヤングたちも三十路になって懐かしんでくれるんだろうか、その時もわたしはまだどこかの劇場や飲み屋でなんだかんだをやっているんだろうか。

プレゼンテーション目的のイベントのくせに演目やるのに力を使い果たし大抵のプレゼンとトークはヨレヨレになる、
今回はやはりWS生であったフリーアナウンサーの竹内くんが司会進行を引き受けてくれ、事前に一通りの打ち合わせができたにも拘らず、全体の進行が押していたのもあってやはりヨレヨレ、次作の資金募集をしている文洋に喋らせるという目的は果たせたが、ただ口々に支援募集を喚くようなトークに終始してしまったのではないかと反省多々。

しかし実際のところ口々に支援募集を喚かないとならぬ状況で、かっこつけてるわけにはいかない、そりゃまあカッコつけたい気持ちは山々だが、やはりわたしがカッコつけていては身銭を切って働いてくれているユニオンの連中に申し訳が立たない、たとえば布団の販売だったりアメリカの道を行く人だったり保険会社のセールスウーマンだったりの人たちが同級生やら親類縁者になりふり構わず売り込みをかける様を「友達なくすのにそこまでしなくても」と思う気持ちは確かに正しい感覚に違いないのだが、何を人生に賭けるかは人それぞれで「そこまでしなくとも」と思う程度のことにはやっぱりそこまではしないだろう、何に価値があるかってことじゃなく、他人が一生懸命にやっていることを嗤ったり軽んじたりするのは人が悪い。

これだけのことに打って出た結果が惨敗となればそれはこれらの活動に対しての「どうぞご勝手に」というご意見であると受け止めなければならない、そうなると多少なりとも支援してくれる人がいる以上、期待に背いて活動を止めるのか、またこの先に突き付けられることになる、これまでも観てくれる人がいなくなったら止める時だと思ってはいるが、支援のない現状は「そんなに無理してやらなくとも」ということなんだろう。

だとしても、自分にやるべきことがあると思えば、やる。
まずやるべきことは龍昇企画のホンを上げることなのだが。
…やります、やります。

どうかアンファンテリブルの活動をご支援ください。
残り40日。



  1. 2015/07/27(月) 04:52:59|
  2. 雑感
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再度のご案内。

台風も来ているし国民は怒っているし、世の中がざわざわと落ち着かない感じです。
昭和11年、阿部定が吉蔵との情事に溺れ事件を起こしたのも、軍靴の音が聞こえる時代でありました。

世の中になどてんで構わず、好きな男と抱き合うことだけに夢中だった定を、
今回のゲストである瓜生くんは、「可愛い」と言いました。

…だとすれば、こんな世の中で能天気に芝居なんぞやっている演劇人たちも、可愛いじゃありませんか。

来月半ばからは「(仮)の事情」も稽古に入ります。
定を知るための朗読「痴話」も、今回が最後になります。
クラウド・ファンディングやカルチベート・チケットの説明をするトーク&プレゼンテーションも予定しています。
「(仮)の事情」につながるものとして、映画「愛のゆくえ(仮)」も、今回は特別に上映致します。

開場17:30で18:00から寺十吾・前川麻子出演による映画「愛のゆくえ(仮)」の上映、
10分ほど休憩して、19:30から瓜生和成と前川麻子による朗読「痴話」の上演、
その後ゆるゆるとトークを始めて30分ほどで全体を終える予定です。

ご予約戴くと、1800円で映画と朗読とトークの全てをご覧いただけます。
当日ふらっとお越し戴いても、2000円です。
トークだけのご入場は当日のみ800円です。

隅田川の花火大会と被っているせいか、予約が思わしくありません。
どうか、お誘い合わせの上、お足運びください。
ご予約はこちらで承ります。

しばらくお顔を拝見できていない方にもお会いできますよう、
皆さまのお運びをお待ちしています。


  1. 2015/07/17(金) 00:52:35|
  2. 新刊
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