龍昇企画「平成駅前旅館」無事に全公演を終了、年内のお仕事は残すところ「カレジャナイ。」最終巻の〆切と映画「愛のゆくえ(仮)」の上映&トーク、それが終わればまた黙々の夜勤生活、たぬきやホテルのドタバタを観に来てくれた副支配人は「毛穴開きっぱなし」という感想、「鳴り続ける電話に出たくなった」とも言っていた、ネタにして笑われて初めて天井が落ちるって普通じゃないってことなのかと実感、バラされていくセットのカウンターを横目にうちの職場に持ち帰れないものかと考えたりもして、そもそも稽古中からバイト休んでるのに休んでる気がしなかったけど、マッサージさんもあんなにセクシーじゃないしパキスタン人はパキ服着てないし従業員がロビーで寛いだりはしないし目付きの悪い四十の童貞フロントマンは実在しない(限りなく似たようなのがいるけども)、まだまだ書き残してるネタがあってこれからもネタが増え続けるだろうからシリーズ化したいくらいだが、こればかりはプロデューサーの意向次第、きゅうきゅうにテンパッていっぱいいっぱいになってた(仮)2の次だから他人の土俵で無責任にお気楽に遊ばせて貰えることの有り難さがしみじみ、老後の道楽劇団と言われたりもするけれど「続けること」がどれほどの偉業か、続けるために一作一作しっかりと踏み込んできたのだろう、自分自身はまだまだおじさんたちを茶化せるポジションにいたいけどもう十年十五年したら一緒にだらだらした芝居をやりたいと思う、歳を重ねて意地が削れていくってのはカッコいいもんだなと、ヘラヘラ笑っていられるのはすごいことだなと、これまでもたくさんのことを教わってきてまた今回も大事なことを教わった、いつも気がつけばきわきわのところに立っている自分をこの人たちはひょいと救い出してくれる、龍昇企画30周年40本目に関われて誇らしい、ありがとう。
- 2015/12/04(金) 12:35:16|
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