午前中に起きてうきうきと掃除、早めに待ち合わせの渋谷に出てマルナンで手芸用品、東急プラザの地下で食品を買い出し、親方に渡すお土産を冷蔵庫に入れたまま忘れてきたことに気づいてバスで一旦帰宅、再度出発したとこで親方から「早めに着きそうなのでそっちまで行くよ」と連絡あり、有り難く恵比寿まで来てもらって駅のスタバで合流、帆太郎先輩はずいぶんと遠くから身を乗り出して私を発見しスリングから飛び出しそうになっていた、お土産渡してちょろっと話をして親方と解散、帆太郎をヒロシに預けて整体済ませ、帰り道で薬局やら八百屋やらあちこち回って日常を取り戻す、帰宅して片付け、空っぽだった冷蔵庫がいっぱいになって幸せ、帆太郎先輩は部屋の中をひととおりチェック、ようやく自分ちだと確信できたのかすぐに寝入った、帰路のSAで買った巨大な練り物でおでんぐつぐつ、今日はちゃんと大根もあります、キェシロフスキ観ながら夕食、食後に帆太郎先輩の耳掃除と歯磨きと皮膚の洗浄、気持ち良さげに寝ていて何をしても起きない、ついでに爪切りと思ったが怖いのでやめておく、今週いっぱいはお仕事的なことサボってのんびり日常を楽しみたい、明後日はみどりちゃんの命日。


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1. 2009/09/08(火) 22:35:03|
2. 雑感
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全公演終了おつかれさまでした。
9月2日に『モグラ町』を観に行かせてもらいました。
劇の始めから終わりまでとても居心地が良くて、受け身、観察者の立場を濃く楽しむことができました。
お話からの連想だとすぐに思ったのですが、劇を見ているあいだ、子供の頃に行った法事などの親戚同士の集まりを思い出しました。
立ち居を見ているだけで気分の良くなるような、美醜を越えた色気のある大人たちが何人もいて、そのどの人も子供には想像しきれないそれぞれの人生に染められていて。
大人なのに意地悪そうな人がいたり、大人なのに喧嘩っ早そうな人がいたり、大人なのに先のことを真剣に考えてなさそうな人がいたり。血縁者の集まりだから幼馴染みが多いみたいで、成熟と子供っぽさが同時に現れていてちょっと異様なんですね。
ぼくはそういう大人たちをじいいっと見るくせがあって、子供の頃は「何を見てんだ」と頭をはたかれたりしていましたが、演劇を観る場合は役者さんたちをどれだけ観察しようと、一応は許されているんだからすごいことだなと思います。
ルール違反かなと思いながらも、パイプ椅子にいる役者さんたちも、貪るように見させてもらいました。お一人お一人の持つ尊厳や意志や生命力が感じられて、ひたすら心地良かったなあ。小説も映画もいいけど、一番値段が高いのは目の前の人間が生きてしていることだと、近頃よく考えていることを改めて実感できました。
前川さんの作品と縁があって良かったです。小説やブログでの文字を介しての関わりを越えて、現実の世界でも自分にとって見たことのない領域を見せてもらいました。初めて神楽坂を歩きました。メイキングDVDも買えて良かった(その日最後の一枚ということでした！)。
夢の中に踏み入って行くような一日でした。ああ、面白かった。
人間の力に充ちた出し物を見せてくれて、本当にありがとうございました。

(この内容は公演を観に行った日に書いておいたものなのですが、ブログで知った公演期間中の龍昇さんのご事情と重なって不謹慎に感じられるところがあったら、たいへん失礼致しました。
一度幕が上がった舞台の力、それにのぞむ演劇人の覚悟の深さを垣間見せていただいた気がします。ありがとうございました。)

1. 2009/09/09(水) 12:40:04 |
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いらして下さったのですね、なーんだ、初めてお顔を拝見できるチャンスだったのに！
ともあれ、ご来場戴きありがとうございました。
仰る通り、劇という仕組みは遠慮会釈なく大人たちを観察できる「人間動物園」が基本だと思います。作られた物語を観せることより、今ここでこんなことしてるオッサンたちを観せる方がずっと面白いとも思っています。
なので、お話＝演劇という檻が必要になるのですね。
舞台に立つ人が生身の人間であることは当たり前のことなのに、物語を演じていると、それが見えなくなってしまうことがある。これは物語の不透明さで檻が壁になってしまうせいではないかと。
メイキングDVDでの彼らは皆普通の人に見えることでしょう。檻の外にいれば、どこの誰にも区別ができないくらい、些細な違いなのです。
猛獣も、動物園では猛獣を演じているのかもしれません　笑

1. 2009/09/09(水) 18:31:52 |
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