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仕事部屋

病欠。

「ブルーハーツ」ブログを病欠してるのに、こっちには書くってのは不義理かしら。
リアクションの多いあちらよりこちらの方が気楽なので、致し方がない。

連日の寝不足が祟って風邪ひいてます。
昨日は娘が昼間の犬当番を代わってくれていたので、久々に六時間睡眠。
ちょっと体力を取り戻しました。
朝九時に寝て午後三時に起きて、新聞を開いたら、池田晶子さんの訃報。

面識はありませんが、先日覗いた岩清水さやか嬢の個展で、池田さんが書いてさやかちゃんが挿絵をしていた新聞連載のスクラップブックを見せてもらったところだったので、「えっ」と驚いてしまった。お若いのに、残念だ。やり残した仕事がたくさんあったに違いない。

三十過ぎてからは、訃報がいちいちずっしりくる。
知人は勿論だけど、こちらが一方的に名前を知っているだけの誰ぞであっても、いちいち「むぅ」と重い気持ちになる。

同時代性といいますか。

なんだかんだ言ったって、死んだ人は忘れられていく。
同じ時代に生きていて、名前を知る縁があったってことが、なんだかすごいことのように思えてしまうし、もうお会いする機会もなく、評判を聞くこともなくなると思うと、どことなく淋しい。

飯島愛が引退するというニュースにも、同じ気持ちになった。
あたしが読んだ記事には、体調不良が理由だと書かれていたから、尚更に。やめちゃうのかー、なんだー、つまんねーなー、と残念に思う。引退という決意、彼らの仕事では生半可な判断ではないだろうけど。あたしにとっては顔が判って名前と作品名をすぐに言える数少ないタレントの一人だし。
いや、むしろあたしは飯島愛が好きなのかもしれない。

そもそも、安達裕美とか武田久美子とかソニンとか華原朋美とか叶姉妹とかの存在の仕方が好きだ。大雑把に言うと、テレビの画面を通しても、どこか痛みが透けてるタイプ。
彼女たちから感じられる痛みに、惹き付けられる。

そういうタイプの中に入れてしまえば、飯島愛というタレントは図抜けて賢いよなあ。
ある時期のニッポンの芸能界に、確実に必要とされ、着実な存在感を残した人だ。
ううむ、残念だけど、ずるずる地方局の深夜番組やテレビショッピングで死んだ魚のような目をして仕事してるタレントと違い、今どき引退ってのがなんともかっちょいい。
健康を取り戻して普通のオバサンになるか、そのうちまたヘラヘラ復帰するか、どっちでもいいから、まだもうちょっと生きてて欲しい。

ま、飯島愛の芸能生活より、自分の体調を心配すべきだとは思うが。


  1. 2007/03/04(日) 04:09:19|
  2. 雑感
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<<秘密のマトリョーシカ。

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